- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106108808
作品紹介・あらすじ
手洗いよりも、心の換気。老いと病いを道連れに、こんな時代をどう生きればいいのか。ユーモアとペーソスの陰に処世の知恵がキラリと光る。養生とコロナをめぐる35の「生き抜くヒント」!
感想・レビュー・書評
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とても面白いエッセーでした。
健康に関するご自身の研究や考え、昔の体験談等をユーモラスに描いていて一気に読んでしまいました。
読んでいると五木さんの人柄が伝わってきて心が少し軽くなるように感じるのが不思議でした。
コロナ禍により、五木さんも当然のことながら、生活が大きく変わってしまったのだなと思いました。色々なことが落ち着いて、五木さんが心穏やかに作品を書ける日が来ることを願いたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手洗いよりも心の換気
『週刊新潮』人気連載から厳選35「生き抜くヒント」⚛️
【私の体験的養生法】
治すのではなく治める 、ボート漕ぎメソッド 、嚥下力は一日にしてならず 、腹巻きの偉大な力 、アンチ加齢の手段にあらず 、エビデンスなき道楽
【意外といいかも】
健康のための三種の神器 、ため息の効用 、コーヒーと高麗人参 、正しく風邪を引く 、貧乏ゆすりをドドンパで
転ばぬ先の杖より前に
【ボケたくはないが】
この年になって怖いもの 、記憶力より回想力が高まる
歌のアルツハイマー度テスト 、認知症を防ぐには
人生後半の遊びごと 、人が世を去る適齢期は
【こころの持ちよう】
貧しき食にも歴史あり 、年をとると人間は変るか
再び高齢者の運転について 、痛む脚にありがとう
右へ左へブレながら
【養生は健康法にあらず】
うまいものは体に悪い 、健康・経済・孤独の3K
夢と工夫の日々:ほどほどという事 :健康法と養生の間に
【コロナの季節の中で】
うつらぬ用心、うつさぬ気くばり 、世の中一寸先は闇
生き抜くヒント 、スペイン風邪が示唆すること
悲しいときには悲しい歌を ポストコロナの明日
コロナの風に吹かれて 〜
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車と免許の話、この頃の若い人にはピンとこないのだろうなぁ。というか私もそのうち車や免許とおさばらの日が来るのだろうが、そういう思い入れあるだろうか。。
一方、自動車椅子の話、
自動車 椅子??っておもったら
自動の車椅子。70歳以下立ち入り禁止。
そういう時代なるかも。
面白かった。