安部公房全集 9 1958.7-1959.4

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106401299

感想・レビュー・書評

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  • 7巻目のあと間違って12巻を読んでしまい(なぜだ?)、さかのぼって(几帳面な正確)ようやく9巻読了。
    本巻には「人間そっくり」という戯曲が掲載されているが、「ウェー」とは異なり、火星人がテーマ。安部作品にままあるアイデンティーの揺らぎがわかりやすく表現されていて怖い。
    そして対談や座談会では相変わらずキレッキレの発言で、凡夫の小生にはついてゆけぬ。これで話が進んでいるのだから、昔の知識人の頭良さには頭が下がる。

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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