砂漠のキツネ

  • 中央公論新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120028298

作品紹介・あらすじ

常に最前線で陣頭指揮を執り、寡兵を率いて優勢な英軍を崩壊寸前まで追いつめたドイツの名将ロンメルと麾下のアフリカ軍団。「砂漠のキツネ」と畏れられた男たちの不屈の戦いを、綿密な取材で克明に描く迫真の戦記ドキュメント。

感想・レビュー・書評

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  • イントロがイマイチだったので長年放置していたのだが、読み進めるとなかなか面白く一気に読み終えた。ロンメル中心の叙述かと思いきや必ずしもそうではなく、ドイツ・アフリカ軍団の興亡を最後まで描いている。綿密な調査がされているが、描写から考えると、史料ではなく、良くできたドキュメンタリー作品として扱うべきだろう。

  • 「DIE W¨USTENF¨UCHSE」の翻訳(1998/10/25発行)。

    第2次世界大戦中のアフリカで、イギリス軍に「砂漠のキツネ」と呼ばれ恐れられたエルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル(Erwin Johannes Eugen Rommel)元帥の戦記。

    ドイツ・アフリカ軍団の編成時から、北アフリカのドイツ=イタリア軍が降伏するまで、主にロンメル関連する出来事について書かれています。 昨今では、著者がSSに所属していた過去があることや、著者の戦記には偏りがあるetc. 批判されることが多いですが、読み応えのある良い戦記だと思います。

  • パウル・カレルの作品を読むと、人間の強靭さに呆れるばかり。大戦戦記ファンのバイブル。

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