- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120029486
作品紹介・あらすじ
うつろいゆく季節の匂いが呼びさます懐かしい情景。うつつと幻のあわいをゆるやかに紡ぐ不思議な味わいの第一エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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(2002.01.17読了)(2001.12.24購入)
(「BOOK」データベースより)
うつろいゆく季節の匂いが呼びさます懐かしい情景。うつつと幻のあわいをゆるやかに紡ぐ不思議な味わいの第一エッセイ集。
☆川上弘美さんの本(既読)
「物語が、始まる」川上弘美著、中央公論社、1996.08.20
「蛇を踏む」川上弘美著、文春文庫、1999.08.10
「椰子・椰子」川上弘美著、新潮文庫、2001.05.01
「センセイの鞄」川上弘美著、平凡社、2001.06.25
「神様」川上弘美著、中公文庫、2001.10.25詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゆ、ゆるい…!
都会っ子のお母さんのおかげ(せい?)でら抜き言葉が使えない話がとてもすき。
それにしてもゆるい。 -
2000年3月読了。
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読み進めるほどに、不思議な川上さん像が私の中に形成されていくんですが・・・
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2010/11/13 大仏、ほんとに家に来た?みどりの人ってほんとにいた??たまに小説のようなエッセイ。
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飄々とした川上さんのそのまんまの言葉が満載です。ゆったりと流れる時間を感じます。
作文が苦手で、高校時代の修学旅行を終えての作文に悩んだ末、いんちき歴史職人小説を書いたそうな。それが、小説処女作!
是非読んでみたい作文です。国語の先生も、驚かれていることでしょう。
筒井康隆 『パプリカ』と、トーベ・ヤンソン 『ムーミン』を読んでみたくなりました。
そうそう、川上さんは満月の日は、多食になるそうです。今日も、そうとう食べているのでしょうか…。 -
はじめの辺りに収められている作品は、川上さんの不思議系小説に通じるような、ちょっと背中がゾクッとするような、そんなエッセイでした。
怖い作品の他にも、元気が出ない回路からの脱出方法(引用文の項参照)とか、読書記録とか、ベランダで我が物顔に振る舞う鳩(この話を読んだら、もう鳩の鳴き声は「ででぽぽででぽぽ」にしか聞こえない!)とか、「ムーミン」シリーズのミィが好きだとか、色々収められています。
筒井康隆『パプリカ』を読んでみたくなりました。 -
2010.06.11. 絶妙。寝る前に読んでたんだけど、夢との境目がわからないまま、いつも眠りに落ちていった。
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エッセイ集。
素敵な言葉や甘い匂いがちりばめられてて、抜粋しきれない!
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読み物。
こんな文、日記が書けたらなぁ。