- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120038891
感想・レビュー・書評
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難しい…
一見平和に暮らしているけど水面下では何が起きているのか計り知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誉田哲也さんの生み出したもうひとりの刑事とも言うべき東警部補のお話
東のキャラクターが物語の核となっているような
公安警察の葛藤のようなものも落とし込まれてる気がする -
国防を巡って繰り広げられる暗闘
相変わらずテンポ良く読ませるが、ストーリーの大きさの割に最後はこじんまりと終了。小説では悪者として登場しがちな公安の血の通った姿を描く視点には好感が持てる。 -
ジウシリーズ途中から読みだしたので、頭から読もうと思い。良いでだしだと思います。
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2019.8.7
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よく考えてみたら、これまで誉田作品は女性メインのものばかり読んでいたかも。ちょっと新鮮。
相変わらずガツンとくるテーマ。やっぱり「がらっとひっくり返そう」という思想はあらゆるところで生まれ続けるのだろうか。 -
「ジウ」シリーズで活躍した捜査一課の東警部補が活躍します。
新宿にある在日朝鮮人の会社社長が殺害され、帳場に詰めた東警部補。
その会社には公安のマークが付いていた。
北朝鮮への送金疑惑を調査していた公安だが、事態は北朝鮮体制転覆を目論むグループの存在が見えてくる。
祖国への感情に揺れる殺害された会社社長の弟・在日3世の青年がキーマンとなり、テーマは大きく膨らんでいく。
革命を目論むグループが持ち出した秘密兵器をめぐって、舞台は国境近くの対馬へと舞台が移っていく。
裏で革命のシナリオを書いていたのは・・・
公安という正体の分からない警察機構のミステリアスな感じがよく出ていたと思います。
国益を守るためなら何でもありなのかという気もしますが、国交の難しさもよく表現されていると思います。 -
とにかく面白かった!(^^)!警察小説ってある意味定番の流れがありますが、本書の展開は時折どの視点からなのか?になってしまうほど、多面的な展開でした。在日朝鮮人を軸に、公安警察、刑事警察、北朝鮮、中国、アメリカと最後の最後までどう繋がるのか、ワク×2しながら読めました。誉田哲也といえば、ストロベリーナイトやジウが有名ですが、個人的には本書がベストです(^^)/
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人が死ぬたびに切なくなった。
国際…というか日朝関係などに興味を持つきっかけになりそうです。
地元や身近には在日という人物はいないので、在日とは何か、を考えさせられます。