- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120054938
作品紹介・あらすじ
「この年になるまで、自分が老人であるとか、いつ死ぬだろうかとか、まったく考えたことがありませんでした――」。
人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る、人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります。
【目次】
パンデミックと生前墓
一瞬の極楽浄土
死の体験旅行
ろくでもない死に方
父母の墓
あるパチプロの死
定年退職の日は喜びの日
心身の不健康と家事のススメ
高齢者バンド
思ってもみなかったこと
思い出と生きる人、死者と生きる人
後期23歳
和子さんの死
『楢山節考』と『冷い夏、暑い夏』
イエスには性欲の悩みがなかった
イエスを生活するとは?
安楽死について
自宅で出来て高収入
人間は死なない
100歳まで生きてどうするんですか?
感想・レビュー・書評
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著者のセンセーショナルな生い立ちと個性的な著書のファン。
今回は、老後の真面目な話かと思ったら、やっぱり期待を裏切りませんでした!
でも生死に関しての事柄がいろいろな視点で書かれていて、末井さんの深さを知りました。
元気な後期人生、続きをまた待っています。 -
作者の人となり、人生がよくわかる。
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おもしろい。ピュアというか、素直な文章、という感じ。
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すでに70代になった著者が、自らの死生観や老い、長寿などをテーマに綴ったエッセイ集。
長寿を否定するようなタイトルとは裏腹に、内容は他者への否定やマウンティングとは無縁で、いつもの飄々とした末井節だ。
私はこれまでに、『自殺』『結婚』『自殺会議』『素敵なダイナマイトスキャンダル』といった末井のエッセイ集を読んできた。
それらに共通する魅力は、マウンティング的な押しつけがましさが一切ないことだ。
本書もしかり。
《ぼくは主体性が乏しいというか、自分の意志で何かをやろうと思ったことがあまりありません。これまでの人生を振り返ってみても、すべてが成り行きまかせだったような気がします》(33ページ)
――そんな象徴的な一節がある。まさに「Sway」するように生きてきた飄々とした軽みこそ、末井昭のエッセイの魅力なのである。
その「主体性の乏しさ」は、反対からみれば、一つの価値観にとらわれて他を否定する偏狭さの対極にある。
それが末井のエッセイの自由な魅力と、他者へのあたたかいまなざしに結びついている。 -
人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る、人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります。
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婦人公論に載ったエッセイを纏めて出版した本
同じ話が何度も出て来てよみずらい。
パチンコ必勝ガイドなどを創刊
・人生100年時代 50歳で年齢をリセットすると今は後期14歳
・楢山節考は考えさせられる映画 姥捨て山に自分の母親を捨てに行く。僅か70歳。。
・著者はかなりしょうもない生活をしているが、オープンに書物にしているところは立派。
不倫、ギャンブル、パチンコ、等々 -
人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります【目次】パンデミックと生前墓
一瞬の極楽浄土 死の体験旅行 ろくでもない死に方
父母の墓 あるパチプロの死 定年退職の日は喜びの日
心身の不健康と家事のススメ 高齢者バンド
思ってもみなかったこと
思い出と生きる人、死者と生きる人 後期23歳
『楢山節考』と『冷い夏、暑い夏』
イエスには性欲の悩みがなかった イエスを生活するとは?
安楽死について 自宅で出来て高収入 人間は死なない
100歳まで生きてどうするんですか?