中国思想を考える: 未来を開く伝統 (中公新書 1120)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121011206

感想・レビュー・書評

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  •  この本を読んでしばらく中国思想の本(というか同氏の著書)を読みふける。儒教・儒学の変遷や老荘・道教,中国仏教など,とてもわかりやすく解説されている。この金谷先生という方は一番は孔子の思想と人柄に魅かれているように思えるが,老荘から韓非子からたくさんの中国思想家の書物の訳を平易な文章で書かれていて(大家なのでしょうか),ご自身が中庸の徳を実践しようとされている,と勝手に解釈している。残念ながら既に亡くなっていらっしゃるようですが。。
    (2006年10月)

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著者プロフィール

1920年、三重県生まれ。東北帝国大学法文学部支那哲学科卒業。文学博士。東北大学名誉教授、追手門学院大学名誉教授、日本学士院会員。2003年、勲二等瑞宝章受章。著書に、『秦漢思想史研究』(平楽寺書店)、『管子の研究』(岩波書店)、『淮南子の思想』(講談社学術文庫)などがあるほか、訳書に、『論語』『荀子』『荘子』『韓非子』『孫子』『大学・中庸』(いずれも岩波文庫)など多数。2006年、逝去。

「2022年 『死と運命 中国古代の思索』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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