ベンチャー企業の仕事: 脱日本的雇用の理想と現実 (中公新書 1571)
- 中央公論新社 (2001年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121015716
作品紹介・あらすじ
経済再生のカギを握るベンチャー。そこに働く人々はいったい何を思い、どのように仕事をしているのか。また、会社は彼らの「やる気」をどう引き出そうとしているのか。これまでイメージだけで語られがちだったベンチャーの実態を検証すると、先進的な側面とともに、マネジメントや組織上の問題点が浮き彫りになる。そしてこれは日本の企業すべてが直面する課題でもある。21世紀型の理想的な働き方とは何か、改革への道筋を示す。
感想・レビュー・書評
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もっと早く読まないといけなかった。
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私達には、大企業だからこうで、ベンチャーだからああで、という思い込みがあります。
日本のベンチャー企業の多くは大企業のミニチュア版という指摘は、ショッキングな発見のようで何となく前からそうかもと思っていた節もあります。
「新しい組織やマネジメントスタイルが求められている」という主張には何ら異論もなく、自分もそれを日々探しています。 -
ちょっと古い本だったがベンチャー・起業について今でも多く通じる「あるある」にものすごい溢れる。中小・ベンチャーの成長過程における企業的な欠点やブラック企業はこうして生まれるのかという日本型個人主義についてとても興味深かった。
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2000年当時のベンチャー企業に対するイメージや新しい働き方への夢想が刻まれているように感じる。13年たった今、現実は変わっていない。
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「ベンチャー」とひとくくりにしてもその実は企業によって様々なのであまり意味なし。
せっかく足で情報を集めていらっしゃるみたいなので、具体的な個別例をもっと知りたかった。 -
経済再生のカギを握るベンチャー。そこに働く人々はいったい何を思い、どのように仕事をしているのか。また、会社は彼らの「やる気」をどう引き出そうとしているのか。これまでイメージだけで語られがちだったベンチャーの実態を検証すると、先進的な側面とともに、マネジメントや組織上の問題点が浮き彫りになる。そしてこれは日本の企業すべてが直面する課題でもある。21世紀型の理想的な働き方とは何か、改革への道筋を示す。