日本経済の底力 - 臥龍が目覚めるとき (中公新書 2124)
- 中央公論新社 (2011年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121021243
感想・レビュー・書評
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日本経済は、東日本大震災を機に制度的大転換をすることによってのみ復興を超えて成長することができる。そのためには、グローバル化と産業の集積が必要。
このような、国内外でのつながりを増やす制度を採用し、「三人よれば文殊の知恵」効果を十分に活用して行かなければならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TPPによる開国と日本各地に作る経済特区。
グローバル化を促進するためには政策介入が必要である。
開国しても日本の良さは失われない。フランスがEUに加盟してもフランスの良さは失われなかった。
牛肉を明治時代に日本人が食べるようになって、牛丼を発明し、それが世界に進出している例はわかりやすい。
それ以外は、ありきたりなことしか論じてないから面白くない。肩すかしな本。 -
【出会い】
修論副査の先生の近著。
【概要】
震災後の日本でいかに経済復興を果たすかというテーマに対し、「グローバル化」と「産業集積」という観点からその方途を明快かつ平易に解説。
【感想】
「三人寄れば文殊の知恵」効果を高め、「臥龍企業」を躍進させるというメッセージはシンプル(立場としては賛成)。
論証として既往の研究、数値データ、事例を豊富に引いていて、あまり経済学になじみがない人でも分かりやすい内容になっているように思う。 -
実証分析の結果に基づいた意見が述べられています。
その中で、実力はあるがまだ飛躍出来ていない企業を「臥龍企業」と呼んで説明しています。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についても書かれています。 -
日本はグローバル化により復興できると説く。東北経済特区は推進する価値あり。
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東北の若者よ、この本を手に世界を目指せ!