世界史の叡智 悪役・名脇役篇 - 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ (中公新書 2267)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121022677

作品紹介・あらすじ

近代中国で悪名高い政治家といえば、まず汪兆銘の名前が挙がる。だが今日「売国奴」と断罪されるこの指導者は、祖国を戦火から守るべく対日和平を模索した、筋金入りの愛国者でもあった。本書では史学の成果を生かしつつ、古今東西の事例を検証。時代の波に翻弄された悪役たちの横顔を紹介し、隠れた名脇役たちの活躍にも光を当てる。古代ペルシャの大王からイタリア映画全盛期の巨匠まで、バラエティに富んだ五一人の列伝。

感想・レビュー・書評

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  • 2016佐藤優が選ぶ知的ビジネスパーソンのための中公新書・文庫フェアで気になった本。

  • 短すぎるような。

  • 9月新着

  • 脇役が歴史を彩る。

  • 勉強になりました。

  • いろいろ忘れていた人を思い出した。

  • あたしの専門の中国史の登場人物が物足りなく感じるのは致し方ないですが、それ以外は面白く読めました。ですから、中国史の人物も専門外の人には面白く読めたのではないでしょうか? ほとんど知らない人も何人かいて、とても興味深かったです。惜しむらくは、新聞連載のため、時事的な枕がある場合、改めて書籍となって読んでみるとちょっとしらけてしまいますね。

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著者プロフィール

1947年 熊本県生まれ
1980年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学)修了
現在 東京大学名誉教授
西洋古代史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

「2020年 『衝突と共存の地中海世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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