日本史の論点-邪馬台国から象徴天皇制まで (中公新書)

制作 : 中公新書編集部 
  • 中央公論新社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121025005

感想・レビュー・書評

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  • 古代から現代まで、それぞれの時代の専門家によって、その時代の論点を上げて書かれています。論点に絞って歴史を学び直すことで、よりその時代を知ることができると思います。著者の重要と思われる点について書かれているのであって、いわゆる「日本史の謎」というものについて書かれたものではありません。世間や自分で思っていた歴史が、それを学んだときから時間がたって、実は違う発見があり、今はまた違う事実になっているということを知ることは重要だと思います。思い込みというものについて客観的にみる訓練にもなるのではないかと。
    長い広大な歴史を1冊にて論じるという無茶なことをするなあと、期待せずに読み始めましたが、ピンポイントに絞ることでその問題が薄まり、面白く読ませていただくことができました。歴史は定期的に棚卸をして学び直すことが必要だと考えさせられました。

  • 日本史の各論点についてわかりやすく
    本格的に述べられていて、面白く読めました。
    なんとなく正統的な知識・論述が読めたような
    気がします。

  • 答えが見つかるわけではないけれど、興味を持つのにとても良い企画だと思う。読み切るのに時間がかかったけれど、歴史にあまり興味を持てないと思っていた自分にとっては新しい感想を持たせるような一冊だった。
    180915

  • 東2法経図・6F開架 B1/5/2500/K

  • <目次>
    第1章  古代  倉本一宏
    第2章  中世  今谷明
    第3章  近世  大石学
    第4章  近代  清水唯一朗
    第5章  現代  宮城大蔵

    <内容>
    現代の日本史学会の「論点」となっていることをまとめたもの。勿論、論者の立場から書かれているバイアスを差し引いて考えなければならないが…。
    現代史はちょっと難しかったが(特に経済史部門)、おおむね歴史を学ぶものならば、理解できる内容ではなかったか?

  • 210.1||Ch

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