外国人が見た日本-「誤解」と「再発見」の観光150年史 (中公新書 2511)
- 中央公論新社 (2018年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121025111
感想・レビュー・書評
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日光東照宮、吉原遊廓、原爆ドーム……外国人は日本で何を見たかったのか、日本人はなにを見せたかったのか。明治から現代までを通観
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【書誌情報】
『外国人が見た日本――「誤解」と「再発見」の観光150年史』
著者:内田宗治 (記者)
刊行日:2018/10/22
判型:新書判
ページ数:288
定価:968円(10%税込)
ISBN:978-4-12-102511-1
外国人は何を見たいのか。日本人は何を見せたいのか。明治初期、欧米の案内書では、「古き良き」文明の象徴として箱根の夜道が激賞される一方、日本側のガイドには、近代的な工場や官庁が掲載される。外国人による見どころランキングの変遷や、日本人による観光客誘致をめぐる賛否両様の議論を紹介し、日本の魅力はいったいどこにあるのか、誰がどう発見し、アピールするのかを追う。めまぐるしく変転する観光の近現代史。
内田宗治[ウチダムネハル]
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部心理学専攻(社会心理学)卒業。実業之日本社で経済誌記者、旅行ガイドブックシリーズの編集長(台湾語、韓国語版へもデータ提供)等を務めた後フリー
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2018/10/102511.html
【簡易目次】
第1章 妖精の住む「古き良き日本」時代
第2章 明治日本の外国人旅行環境
第3章 国際観光地、日光と箱根の発展
第4章 第一次世界大戦前後、訪日旅行者増減の大波
第5章 「見せたい」ものと「見たい」もの
第6章 昭和戦前、「観光立国」を目指した時代
第7章 昭和戦後の急成長