移民の経済学-雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
3.68
  • (2)
  • (10)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 157
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121025753

作品紹介・あらすじ

移民が増えると私たちの生活はどう変わるか。雇用や賃金、経済成長や物価、貿易、税と社会保障、治安・文化まで経済学の視点で分析。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 移民問題を経済学的な視点から考察した本。
    移民を受け入れることで犯罪率が上がるデータはない。
    結論が曖昧ではあった。

  • 図書館で借りた。
    著者は海外で経済学を学んだようで、元データも理論もしっかりしてる印象。その辺の日本の経済評論家よりよっぽど信頼できる。
    移民を受け入れたら、国内の雇用にどんな影響があるのか、賃金はどうなるのかなど、詳しく知ることができる。

  • 結局なにが言いたいんだ…となってしまって頭に入ってきにくい。話題や観点は面白いのだけど。
    あと因果関係について疑問に感じる点がいくつかあった。

  •  移民の是非を考える時に争点となるいくつかのポイントについて、経済学の観点から考える本。特に面白かったポイントをいくつか。

    ・移民を受け入れると雇用環境は悪化するか?→移民と"競合"しない人は賃金が下がらない。
    ・移民が子育てや介護サービスにおける人手不足を補い、日本女性の社会進出を促進するか?→そうしたサービス料を支払う余裕のある高賃金の人はその料金をペイできるほどに生産性のある仕事ができるため、女性活躍は促進される。

    ⇒少子高齢化が進み労働人口が減少するなかで、移民を受け入れることによるマンパワーが必要なのでは?と思うことがあるが、受け入れた場合移民と"競合"してしまう国民にとっては厳しい展開が待ち受けているのかもしれない。移民のマンパワーに取って代わられないほどに高技能、高学歴、高レベルの資格等、高いスキルがある人にとっては寧ろ良いが、取って代わられる可能性のある人にとっては自分のポジションを脅かすこととなる。そうなると今まで以上に日本人同士の間の格差が拡大する可能性はあるのかもしれない。

     また、本書では触れられていなかったが、日本は将来的に「移住したい国」で在り続けることができるのだろうか。「安全で住みよい国」として選ばれることはあったとしても、「稼げる国」として選ばれるだろうか。中国やシンガポール等、わざわざ海を渡らなくても賃金が上昇傾向にある国が他にあって、平均賃金の上がらない日本に移民はやってくるだろうか。…というそもそも論を考えてしまった。

  • いろんな視点から移民政策について議論がされていたので、この本を読めば広い視野を持って移民政策について議論ができるようになると思います。あまり経済学の知識を必要とするところが少なかったので、あくまで移民政策についての視野を広げるために読む本だと思います。

  • ようやっと。
    アメリカ、イギリスが中心だけど、移民に関する経済学研究を広く紹介。

    前提やら分析単位によって、かなり結論が左右されるのは仕方ないとして、その違いを丁寧に説明してくれてました。

    また、経済学では捉えきれてないことが何かも説明。

    「教育には、自分と違うものに対しても寛容な態度を育む効果があることが分かる。」(p202)

    結局、ここかな。
    次は、どんな教育かって問いか。

  • 比較の基準と単位の置き方で、見方が変わる。

  • 移民が増えると私たちの生活はどう変わるか。雇用や賃金、経済成長や物価、貿易、税と社会保障、治安・文化まで経済学の視点で分析。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/523571

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

青山学院大学国際政治経済学部教授

「2020年 『演習で学ぶ 国際経済学へのいざない コンパクト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

友原章典の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印

移民の経済学-雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか (中公新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×