鉄道と政治-政友会、自民党の利益誘導から地方の自立へ (中公新書 2640)
- 中央公論新社 (2021年4月19日発売)
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感想 : 13件
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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121026408
感想・レビュー・書評
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明治から令和までの鉄道と政治の歴史をまとめた本。
古今東西、我田引鉄の歴史も多く出てくる。
鉄道建設は全体最適を求めるべき、ただし建設範囲が広いほど利権が絡みそれが大変と感じた。
一方、富山など地域鉄道は成功している事例もある。
リニア静岡、新幹線佐賀の話は地元に対し鉄道会社が細やかな説明、根回しを怠ったことがあったのではないかと。
原敬内閣の時に広軌構想が否決されているなど、鉄道マニアの私でも新たな発見がある本。
鉄道マニアにはお勧めです。詳細をみるコメント0件をすべて表示