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- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122005259
感想・レビュー・書評
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とにかく苦痛だった。ひたすら自虐的に自問自答する主人公に絡め取られながら読む自分も自虐的だと思った。フランスでちょっとした軽口と軽率な更衣が内蔵をさらけ出すような戦場を体験し、ほうほうの体でアフリカの地に自分の可能性を求めるも、ほぼ全否定のまま新大陸(アメリカ)に渡る。中途半端な自己検証と気分屋的な日々のなか、モーリーという天使のような女性と出会うが、さらなる悲痛にのみ実在を覚える主人公フェルディナン・バルダミュは未練を抱えてその後を歩む。
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難しかった、最後の方のセリフは、旅の本としての醍醐味、本質を語っているようだった。
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@k_kazama 上下巻セット。
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彼岸
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