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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122011250
感想・レビュー・書評
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最初の「花とセックス」の節が導入として秀逸。
少々フロイトに依拠しすぎな嫌いはあるけれども、基礎知識のほとんどない自分にとっては非常に楽しめた。
特に「体内回帰願望について」の章は新しい知見が開けたような感覚を覚えた。
また、「童話のエロティシズム」の解釈は面白い鑑賞法で実際にその様なシンボルとして童話が作られた可能性もあるのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、掴みが巧いですね。うっかり読み始めると興味深い話が多くて結局全部読んでしまうような作品。少しフロイトに偏りすぎているとは当人も後書きで書いているとおりですが、一読の価値はあります。