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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122021228
感想・レビュー・書評
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中大兄皇子、大海人皇子、やはりこの2人を取り巻く人間模様は面白すぎる。
詳しい資料がない時代であるにもかかわらず、深い人間ドラマに落とし込まれていてとてもよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料の残存していないこの時代の話を実にいきいきと描かれていることに感嘆した。
額田王や鏡王女についてはさまざまな説があるのだが、黒岩氏の描く額田王はとてもいきいきとしていて、現代の我々からみても素晴らしく魅力的な女性だ。 -
額田王に関しては詳しい資料がなく、謎の人物である。
知られていることは、歌人として多くの優れた歌を残したこと、
中大兄皇子と大海人皇子両皇子の妃となったこと
大海人皇子との間に十市皇女が生まれたことくらいではなかろうか。
黒岩額田王は情熱的で誇り高く、才気あふれる魅力的な女性だ。
『中大兄皇子』『天の川の太陽』と合わせて読むと、
主人公たちそれぞれの想いがよくわかる。
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