エースをねらえ 4 (中公文庫 コミック版 や 1-4)

著者 :
  • 中央公論新社
3.58
  • (3)
  • (1)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122021914

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 宗方は、ひろみの藤堂に対する熱い想いを知り、テニスへの影響を恐れて『出来ればわすれろ。女であることを超えろ』と厳しく戒める。
    世界を制するための全日本ジュニアチームの正式メンバーを目指す、ひろみ・お蝶夫人・お蘭・藤堂・尾崎らは第2次の選抜試合へと進んでゆく…。

    全日本ジュニア選抜、最終選考がはじまった!
    4試合のうち、ひろみの対戦相手の3人は緑川蘭子、竜崎麗香(お蝶夫人)、宝力冴子!
    鬼ドローだ!

    ひろみはお蘭とお蝶夫人に敗れて2勝に終わってしまったが、魂のこもったプレーが協会理事の目にとまり、みごと“全日本ジュニア・チーム”に選ばれた!
    オーストラリアのジュニア選手、エディとアンジーが視察に来て、いよいよめざすは世界!

    「タイブレーカー」は当時とりいれられたばかりの方法だったらしく、ベスト・オブ・9ポイントで先に5ポイントをとったほうが勝ちになったようだ(でもこの方法だと先にサーブを打った方が有利じゃないか?)。
    試合に勝ったとき、「ありがとう ざんねんでした」と言って相手に手をさし出すひろみのマナーのよさに感心した。

    「ここまでだと思ったときもう1歩ねばれ
    それで勝てないような訓練はしてない」
    「ばか!
    ろくでもないフォームでいい球が打てるか
    そんな考えかたをするからみんな上達しないんだ
    どのスポーツも高度な技は高度な美をともなうものだ!」
    (宗方コーチ)

  • 1994年刊行(初出年不明)。ひろみ、お蝶と本気の初対決。お蘭との対決も印象的だが、これは圧巻。この物語の起伏の素晴らしさは、名作と言われる所以であろうか。宝力冴子初登場。

  • 【M】

  • 何巻か忘れたけど、宗方コーチが「魔球に頼るな」的なことを言っていたのに感動(笑)
    そうだよね、普通は魔球なんか打てないよね。

全4件中 1 - 4件を表示

山本鈴美香の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×