- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122036291
感想・レビュー・書評
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愛することが苦痛をともなう時、私たちは愛しすぎているのである…
対等な「愛」が「愛しすぎ」に変わる過程と状態、どのようにして「愛しすぎ中毒」におちいるかが見えてくる―
あなたが自分自身と向かいあい、「愛いすぎ」症状から抜け出す不断の挑戦をし続けるための、優れたセルフ・ヘルプの本。
印象深いくだりは、「あなたが必要以上に男性に執着する原因に「恐れ」ではないか、自分が孤独で愛される価値の無いものとして見捨てられ、破滅するのではないかという恐れが原因となり返してもらう努力が生活を支配してしまうのである」という恋愛に対する依存症や共依存についてのくだりと、愛しすぎる女と機能不全家族の関係が、興味深く読みました。
自己犠牲では無くて、自立的な恋愛をするための本ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これを読んだことにより自身の課題を見つけるきっかけになった。
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ピーターパンシンドロームなぜ彼らは大人になれないのかとセットで読むと対人関係に課題を抱える人たちがなぜその課題を抱えるようになったのかが多少はわかる。それが分かることで課題を抱える人たちを理解し、許せるようになる。
頑張れ、乗り越えろと叱咤激励するだけでは解決しない課題を抱えた人達の自己肯定を助けるために本書は重要な役割を果たす。 -
以前ドイツ語翻訳版を読んで感動したので家族のために日本語版を買いましたが、あまり解ってもらえませんでした...。
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文庫本になる前に読みました。
確か続編の「愛しすぎる女たちからの手紙」
って言うのもあったはず。
今現在、DV等に悩んでいる方がいらしたら、
読んでください。
自分の心の中にあるものにも目が向けられます。 -
P278 愛しすぎる女たちがおちいる最悪の状態は、苦しみ、恐れ、愛への渇望、緊張が導き出す「男性依存症」である。
自分で自分を愛することができないと、愛されてると確信させてくれる男性が必要になる。・・・男性とのアンフェアな関係が生み出すストレスが、彼女たちの肉体的な依存症を悪化させる。そして、肉体的な依存症を生み出す錯乱した心理状態が、彼女たちの男性への依存症をさらに悪化させるのだ。 -
苦しむ当時は読んでて息が浅くなった。
でも読むべきだとおもう。 -
共依存について書かれた古典的名著です。
暴力を振るう男性や、ギャンブル依存症、アルコール依存症などの男性たちを、選び、その病的な関係に依存してしまう女性たちについて書かれています。
共依存という病を理解したいかたにお勧めです。 -
破滅的な恋愛をしてきた人が読むとつらいと思う。でも繰り返さないために読むべき。
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塾生さんあみあいさんおすすめ