翻訳の日本語 (中公文庫 か 65-1)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122036864

感想・レビュー・書評

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  • 2000-07-00

  • 前半が川村氏の「翻訳の日本語」
    後半が池内氏の「翻訳と日本語」

    二人の対談でもあるかと思ったらまったく接触なし。
    なんで一冊の本にしたんだろー

    「狂言と能のペアみたいなもんだと思ってね」
    とある通り、前半はひたすら名翻訳・翻訳者の
    紹介・解説で固い作り、後半はもうちょっと柔らかめ。

    お二人ともドイツ文学者ながら、英語フランス語ロシア語の
    翻訳者にも触れてます。さすがに翻訳に言及はしないけど^^;

    そうかーこういう体裁をとると、ドイツ文学者がシェイクスピアを
    語ることもできるわけだー@@

  • 上田敏と堀口大学とのちがいは、いわば授業中と放課後のちがいである 上田敏 訳 ジャン・コクトー 「耳」 私の耳は貝のから/海の響をなつかしむ

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著者プロフィール

1941年、東京生まれ。文筆家。慶應義塾大学経済学部卒。『週刊朝日』編集長、朝日新聞編集委員などを歴任。『学はあってもバカはバカ』(ワック)、『王貞治のホームラン人生』(朝日新聞社)、『いまなぜ白洲正子なのか』(新潮文庫)、『夕日になる前に─だから朝日は嫌われる』(かまくら春秋社)、『孤高─国語学者大野晋の生涯』(集英社文庫)、『社会人としての言葉の流儀』(東京書籍)など著書多数。

「2018年 『「浮気」を「不倫」と呼ぶな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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