相剋 (中公文庫 と 25-16 警視庁失踪課・高城賢吾)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122051386

感想・レビュー・書評

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  • 父から借りたもの15

    前作とは違って、高城とコンビを組むのは醍醐塁。
    こういうシリーズ物って、ずっと同じコンビだと思ってたから意外。

    親は子供を守るためなら、なんでもするんだね、やっぱり。

  • ますますハマってきた

  • 自身の娘が既に7年行方不明の高城刑事が、ほぼ同じ年齢のIT会社社長令嬢の少女の失踪事件に。
    壮年の主人公の心の動きがいい。ストーリーは特段…

  • 1巻よりはややのめりこみ度が落ちたかな、の2巻。
    高城刑事が本格始動で刑事として復活した感じでもありますが、いかんせん失踪人捜索課が窓際なので・・・ちょっとフラストレーションのたまりそうな感じですね。でも地道に捜査していく姿と、今回の捜索人である高校生の少女を、外からゆっくり埋めていく手法は想像力を刺激してくれます。
    いったいどんなすごい子なのかと思えば、普通の、父親を信じている少女でした。

    森田君の射撃の腕が初披露。
    おどおどした態度と拳銃を握る腕の的確さが相反している、というような記述に彼の話も深く掘り下げてほしいと思いました。
    あと、舞ちゃんも何かあるのかなぁ。

    この話までは実家積んであったのだけど、さて、次は買わねば。

  • 既読

  • 中学生の失踪調査を同級生が依頼してくる。親は創作を拒否。兄弟の確執、娘への思いが絡んで捜査が進む。

  • 捜査一課より失踪課に消えた目撃者捜し。
    一方、高城刑事は失踪した中学三年生の少女を探して欲しいとその同級生より依頼を受ける。
    本来なら親族以外からの依頼は受理出来ないが、少女の両親の頑なに警察を拒否する態度に違和感を持ち捜査を実行。
    失踪課の意地とプライドをかけた高城とその仲間たちのやり取りも人間味が溢れていて微笑ましい一面もあった。

    2012.8.19

  • 捜査一課から失踪課に来た協力要請。情報提供して消えた目撃者捜しだという。筋違いと主張する高城を制し、阿比留は法月と明神に捜査を命じる。時を同じくして、少女が失踪。だが、少女の家族の態度に違和感を感じた高城は、醍醐と共に非公式に調べ始めるが…。

    シリーズ2作目。堂場瞬一らしい読みやすさに釣られ、スイスイ読み進める。数多の警察小説と違う本作の魅力は、主人公の警察官が父親としてのトラウマを抱えていたり、アルコール依存症だったりするなど、全くヒーローっぽくないところ。シリーズの続編も読むことにした。
    (B)

  • なかなか面白かった。
    小さな失踪からとんでもないでかい事件に行き当たる。
    サスペンスふるでいい。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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