化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫 き 40-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059900

感想・レビュー・書評

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  • 沖野准教授の第二弾。
    前回よりますます先生が丸くなってる
    二人の掛け合いも面白くなってきている

  • 一巻目の勢いが無くなってきちゃったかなと思いつつも、気軽に読めて楽しいです。
    恋愛模様は停滞気味。

  • 喜多さんの作品ではお初の、続編です…。

    喜多さんお得意の学園ミステリーですが、
    ファンタジー色のなぃシンプルな構成…。

    理系♂(S)×文系♀(M)の主役コンビは、
    得意の大学生とはせず、年齢差もつけて、
    じれったぃベタ甘な恋愛ネタも控えめで、
    でも、大人の理系♂のたじろぎ具合等は、
    喜多さんの作品では、お馴染みの演出で、
    むしろ効果的に活かされており、好感…。

    例えば、東野圭吾さんの『ガリレオ』は、
    警察沙汰の不可思議な事件のトリックを、
    物理学で解き明かしていく点が醍醐味で、
    近年の長編作品などは、
    より濃厚なミステリーとなってますが…、

    本作品では、
    学園内で発生するちょっとした不思議を、
    化学で、ちょろっと謎解きしていく点は、
    小気味のよぃライト・ミステリーでした。
    (殺人事件も、傷害事件も、無ぃ感じ…)

    でも…、
    前作のクロロホルム犯罪のトレビアとか、
    本作の青酸カリのアーモンド臭の誤解等、
    時折差し込まれる化学的な犯罪ネタには、
    なかなかに、興味深ぃモノがありました。

    引き続き、シリーズ化を期待したぃな~。

  • このシリーズ好き。

  • 慣れたせいか、一作目より楽しく読めました。

  • 予告通り?続編購入
    案の定恋愛要素が…、まぁ嫌いじゃないから良いんだけど
    もうちょっと大掛かりな事件があっても良いかと

  • ガリレオとは少し違うけど、このシリーズ良いです。化学の知識があると倍楽しめる。

  • 1巻は発売後しばらくしてからブレイクしましたが、どの辺が受けたんだろう?
    化学的な謎解きがテーマですが、ややこしい薬品の名前が少し出る他は、意外に難しい説明はないです。比較的さくっと読めますし、これをきっかけに化学について調べてみるのもおもしろいかも。

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著者プロフィール

喜多喜久

一九七九年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、二〇一一年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー。主な著書に『青矢先輩と私の探偵部活動』(集英社)、『桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎』、「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ、「死香探偵」シリーズ(中央公論新社)がある。

「2022年 『死香探偵 真心は捧げられた死と香る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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