台所重宝記 (中公文庫 む 27-1)

著者 :
制作 : 村井 米子 
  • 中央公論新社
3.17
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本棚登録 : 38
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122064478

感想・レビュー・書評

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  • なるほどと勉強になる部分もあったけど、大昔の民間伝承が注釈無しにそのまま書かれている部分が少なからずあったのは残念。(現代の医学に照らすと根拠は無いが)無害な民間伝承であればまだ良いものの、場合によっては有害なものも含まれていたので、2017年に文庫化したタイミングでそういうものには注釈を付けるべきだったと思う。

  • 図書館で。
    明治の本だしやっぱり古いなぁと思う所はあるものの、お米の良し悪しの判断とかはナルホドと思ったり。
    そして昔はお米に小石が混ざっていたり、牛乳に混ぜ物をしたりしてたんだなぁと思うと…今の日本のキレイキレイはいつごろから生まれたんだろう?とか首を傾げるなぁ。

    そして虫刺されにお小水使うのはこの頃の常識だったのかなぁ?でも今は衛生的にやめた方がいいらしいのでその辺りはどうかなと思いました。

  • 20181118 内容が細かくて着いていけず時間がかかった。途中から必要になった時にあったかどうか覚えておき、内容は都度確認すればいいや、と、開き直ることで内容もかえって頭に入ってきたような気がする。後は誰かにいまの時代でそのままいけるか検証して報告が出たら又買うかも。

  • 食材選びに料理のコツから衛生まで、明治期のベストセラー小説『食道楽』の情報部分を抽出、現代にも役立つ〈実用書の元祖〉。一年三六五日分の料理暦付。

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著者プロフィール

一八六三年、豊橋に生まれる。九歳でロシア語を学び始め、東京外国語学校に学ぶ。八八年より郵便報知新聞の客員となり、家庭小説、少年向け小説、軍事小説など様々な新聞小説を執筆するほか、論説、評論、書評、随筆にも筆を振るう。一九〇三年、和洋中六百三十種の料理を盛り込んだ実用小説『食道楽』がベストセラーとなる。平塚市の広大な土地に菜園や鶏舎を設け理想の生活環境を追求、断食の研究にも勤しんだ。一九二七年没。

「2018年 『食道楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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