マインド (中公文庫 こ 40-33 警視庁捜査一課・碓氷弘一 6)

著者 :
  • 中央公論新社
3.31
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本棚登録 : 275
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122065819

感想・レビュー・書評

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  • 心理学には全くの興味もないし、そういった経験もない。ただ大学の時に一コマ心理学をとっただけ。そんな自分が、虜になるぐらいこの本は深いところでストーリーがつまっている。
    刑事と心理学者が、ガチの心理戦を繰り広げる。

  • 5月-8。3.5点。
    碓氷弘一シリーズ。同日23時に殺人・自殺・強姦が複数発生。怪訝に思った捜査一課長が、碓氷達中心に特命捜査。
    藤森心理調査官も加わる。

    じわじわ捜査していく感じが面白かった。
    次作も期待

  • 解説にユースケ・サンタマリアとあり、失礼ながら書けるのか!と驚いたのだけど読み始めてユースケ・サンタマリアのドラマを見てしまっていたことに気がついた。

    読んでみて、ドラマは人物設定に異なる部分があったが割と忠実だった。過去作品で2時間ドラマっぽいと書いたことがあったのだけど今回も想定しているような淡々と順序よく進むかんじ。内容を知っていたので面白みは半減だったのだけど自分は普通だと思っているのに、周りの評価は高いというのが竜崎と似ているのだけどウっさんは本当に普通なおっさんで外部の人とバディを組むというのが新しいのよね。

    ちょっとした待ち時間に読破できる軽くて面白い小説でした。
    そしてユースケ・サンタマリアの解説はわるくなかった。

  • 相変わらずの碓氷シリーズの安定的面白さ。
    大阪出張の帰りに一気読み。
    エチュードの藤森がたくましくなって帰ってくる。

    超面白い!ではないけど、相変わらずの最後まで読ませる。安定の面白さ。です。
    そして再び。やっぱり本を読もう。おもしろいよ。と、気付かされるのでした。
    ありがとう今野敏。

  • ドラマか何かを見たことがあるのか、犯人が早い段階でわかってしまった。
    登場人物は魅力的。

  • 既読本。記録のため登録

  • 2020年8月24日
    書き出しがなんともくどい。
    同じ日の同時後に起きた4つの案件。
    ということだけど、タイトル「マインド」でもう何が起こるか何が原因か早くもネタばれと思って冷めた気持ちで読み進めた。
    でも展開はさすがの今野敏さん。捜査も取り調べも目がはなせなくなった。
    動機もなんとか納得できた。
    でも、そのために命を失った人、殺人を犯してしまった人、性犯罪を犯した人の人生はどうなるのだろう。
    その大きな影響を読者に考えさせたいのかもしれないが、その人達の行く末に思いを馳せると、その罪の重さでどうにかなってしまうのではないかと思う。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

    2018/9/2

  • ドラマ化すると聞いて早速読んでみた。会話中心だけど碓氷さんが戸惑う場面が人情味溢れてて面白かった。犯罪としてはどうなるのか疑問が残るけど、ドラマの方でどう解決するのか楽しみ。

  • ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。一見関連性がないように見える各事件だが、発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だという。さらにその後、同日同時刻に別で三件の事件が起きていたことが判明。第五係と、再度捜査協力に訪れた心理調査官・藤森は、意外な共通点に気づくが。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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