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- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122066625
作品紹介・あらすじ
時は一九世紀。一匹の犬が愛玩犬として日本からアメリカへ送られる。道中で出会うのは、性格も肌の色も違う様々な人間たち。優しい人間、その人間を迫害する人間、他の動物を絶滅させようとする人間。抗うことのできない歴史の奔流の中で、彼の命を懸けた反抗が、やがてこの世界に小さな希望を灯す――。
感想・レビュー・書評
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主人公たる犬の一人称で全編が進む。
珍種のジャパニーズスパニエル?としてアメリカに渡った主人公は、狼やバイソン、馬、ピューマなど様々な「種族」との出会いを経験しながら、白人との戦いに突き進む。
アメリカ開拓時代の(あえてそう書かれているのだが)インディアンと白人の対立と、生麦事件の日本とが重ね合わされている。
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時は一九世紀。一匹の犬が目にしたのは、同じ種族同士で争い、他の種族をも滅ぼそうとする動物――人間。歴史の奔流の中で、彼が見つけた小さな希望とは。
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