青春忘れもの 増補版 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2020年4月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784122068667

作品紹介・あらすじ

小学校卒業後に就職、食の楽しみを覚え、映画や芝居に夢中になり、吉原に通った戦前。海軍でしごかれた戦中期。そして戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家、さらに30代で小説家として立つまで――。著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記。


「時代小説を書いている私の主題のとらえ方の一例が、過去の自分の生活の中から、どのようにして採り出されているかをお目にかける」という著者自身の意図のもと、短篇小説「同門の宴」を併録したファン必読の一冊。インタビュー「池波正太郎の〔青春・小説・人生〕」を増補。





■目次より


青春忘れもの(祖父の家/蕪と株/再会/夢中の日々/十五代目・羽左衛門/別れ別れ/開戦前後/応召前夜/海軍八〇一空/終戦/恩師/旧友)

同門の宴


〈解説〉池波さんのこと 島田正吾


〈インタビュー〉池波正太郎の〔青春・小説・人生〕 聞き手:佐藤隆介

みんなの感想まとめ

著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記であり、戦前から戦後にかけての波乱に満ちた人生が描かれています。小学校卒業後、株屋の小僧としての生活を経て、著者は小説家としての道を歩み始めます。没後30年...

感想・レビュー・書評

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  • 没後30年ということで、増補版が出た。かつて元の文庫を読んだような気がするが、記憶があやふやだったので、読み直してみた。
    余談。著者が卒業した小学校は、すでに廃校になっているが、その跡地に立ったのが、コロナ騒動で有名になったE病院である。テレビで見るたびに複雑な心境になる。

  • 没後30年、株屋の小僧が作家として立つまで「最後の江戸っ子」の回想録。

  • 小卒の株仲買店の小僧が小説家として立つまで――。著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記。短篇小説「同門の宴」を併録。没後30年記念復刊。(e-honより)

  • 小卒の株仲買店の小僧が小説家として立つまで――。著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記。短篇小説「同門の宴」を併録。〈解説〉島田正吾

  • 星四つ

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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