- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122071964
作品紹介・あらすじ
吾輩はカロである――。「猫の話」「カロ三代」など梅崎家代々の飼い猫・カロと家族をめぐる騒動を描いた小説・随筆を中心に、全集未収録の「ウスバカ談義」、童話「大王猫の病気」などを併録した文庫オリジナル愛猫作品集。〈解説〉荻原魚雷
感想・レビュー・書評
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やっと平熱で猫について語ってくれる作品に出会った。
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これは愛猫家には向かない本。短編2本ぐらい読んだけど、いや、ヒドイ。
百歩譲って、ネコが轢かれてペシャンコになっていくのを観察していたのはわかるけど、号泣はわからない。号泣するぐらいなら埋めてやるでしょ、心ある人なら。
続く家のネコをとことんいじめる話も、腹が立ってゲンナリ。小人閑居してってことわざがあるけれども、ヒマを持て余した物書き、ロクなことしないな。
本人はしつけとか言ってるけどただ単にネコを虐めたいだけのヤツ。自分より弱いものをいじめて悦にいってる話なんて不愉快でしかない。そりゃ、動物好きはお前の文章なんて二度と読まん、ってなるよな。と言う訳で読者から抗議の手紙をもらったという辺りは少しすっとしました。ダヨネ。
とはいえ少し前の犬・猫の飼い方はこんなんだったんだよな~とぼんやり思ったりしました。 -
吾輩はカロである――。「猫の話」「カロ三代」ほか飼い猫と家族とのドタバタを描いた小説・随筆を中心に編集した文庫オリジナル作品集。〈解説〉荻原魚雷