頼むから静かにしてくれ〈1〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 718
感想 : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124034950

作品紹介・あらすじ

確立されたスタイルと、全くのオリジナリティをもって、鋭く重く、既成の文学シーンに切り込んだ稀有の作家レイモンド・カーヴァー。確かな才能を明示する、そのデビュー短篇集から十三篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 起承転k…
    くらいの後味が残るも、その全てを語らないところに味わいがある。余白の多いプレゼン資料が見やすいように。

    全部好きだったのだけれど、とくに「隣人」を読んでる時に感じた高揚感が、ディズニーに行った時のそれと同じ。富豪ごっこって、たとえ一時であれどすごく高まりません?終わり方にもそれ故の要素があって、しくじってるけれどハプニングすら楽しい。


    決して派手じゃなく、シュールな物語に、こんなにも強いインパクトを残せるレイモンドカーヴァーが素敵すぎる。静かな興奮。私の好物です。

  • 読みやすい。ふわっとおもしろい。

  • カーヴァーの処女短編集から、前半の13編を収録したもの。翻訳は村上春樹。

    それなりに面白い話もあれば、すごく短くて訳が分からないものもある。アメリカで何か賞を受賞したらしいので、自分には理解出来ない部分が多いのだと思う。

    歪で生々しい感じはブコウスキーっぽい気がした。あっちが影響受けてるのか。それとGuided By Voicesってバンドのアルバムっぽい雰囲気もあった。

    とりあえずカーヴァーの短編集は全部読んでみようと思う。

  • サマースティールヘッドの衝撃

  • 短篇集。レイモンド・カーヴァー全集第一巻収録の作品のうち前半十三篇を収録したもの。後半がⅡにある。シンプルな設定の小説が多いのに、何かしら悲しい気持ちになったり、感傷的な気分になったりと、印象に残る短篇が多い。

  • 平凡な日常生活に、ささやかだけどどこか異常な非日常が入り込んで来た時の化学反応を描いた短編集。
    その反応に共感できるものもあれば、理解できないものもありますが、人は道理で生きてる訳じゃないなとつくづく感じさせられます。
    そして、どの話にも作中にどこか不穏な雰囲気が漂っていますが、村上春樹氏による柔らかい訳文がその雰囲気を程々に中和していて、不穏だけど不快ではありません。
    読んでいて若干イライラさせる女性のシーンが随所に出てくるのが印象的です。
    お気に入りの一編は
    『隣人』
    『父親』
    『収集』
    『学生の妻』
    でした。

  • 頼むから静かにしてくれ〈1〉。レイモンド カーヴァーの著書。村上春樹先生の翻訳。日常生活の延長線上でストーリーが展開されるけれど、決してつまらない平凡な内容にはならないのがレイモンド カーヴァー先生の文才のなせる業なのでしょうか。どことなく村上春樹先生との共通点を感じてしまいます。

  • 翻訳者・村上春樹さんの短編に近い雰囲気を感じる。

  • サマー・スティールヘッド(夏にじます)をはじめ不快な読後感を残す短篇が多い

    合わない

  • 村上春樹の翻訳するアメリカ小説は、ワタシの定番。
    時々無性に触れたくなる世界。

    このカーヴァーの短編集も期待通り。いや、期待以上
    に奥行きがあった。
    収められた13篇のほとんどが、「オチがない」という
    表現ができてしまうような構成になっていて、これが
    いい。その先を想像したり、ぶち切られた余韻を感じ
    たり。

    この短編集のパートIIもいずれ読んでみたいと思う。

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