日本の近代 14 メディアと権力

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901146

作品紹介・あらすじ

記者クラブ、番記者が示す権力との隠微な関係はいつから始まったのか。一人一巻の書き下ろしシリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 明治から戦前までの新聞の歴史。新聞がいかに権力から無縁ではありえなかったか。以外なことに6大新聞全てがもともとは政府、そして2大政党と関係が。そして戦争の度に部数を増やしていった歴史。大政翼賛の時代に統合し、ほぼ現在の新聞各社が誕生。このシリーズでは、軍、教育、都市、官僚、企業家などのテーマ別歴史を読んできましたが、権力との関係などそもそも新聞はどうあるべきか論から入らざるをえないあたり一番難しかった気がします。その中では誰が森有礼を殺したか、明治の始め頃世の中を騒がしたという相馬事件の話しなどが面白かったです。

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著者プロフィール

* 1949年東京都生。
* 上智大学大学院博士課程満期退学。
* 現在 東北女子大学教授。
* 主要著書・論文
『良寛の詩を読む』(国書刊行会)
『古今和歌集入門』(国書刊行会)
「現成公案の巻を読む」(宗学研究)

「2011年 『良寛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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