運命は剣を差し出す 2: バンダル・アード=ケナード (C・NovelsFantasia こ 1-2)
- 中央公論新社 (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125008615
感想・レビュー・書評
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お?アレレ?1巻の最後で大変な事になってしまったお医者さんの件はそっちのけで、傭兵シャリースとその仲間達の過去に遡ってしまった(@.@)でも、これはこれでかなり面白い。と言うか、顔に刺青の人マドゥ=アリ、可哀想過ぎる。で、マドゥ=アリの直球告白これがまた効いた~~っ。これでヤられ無い人は人じゃない。ああ最高。久々にドッキン♡
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1巻目の続きかと思いきや、かなり時間軸が前へ。
傭兵たちの日常や、シャリースの隊長っぷりが描かれます。 -
後々バンダル・アード=ケナードの象徴となる白い雌狼エルディルと、その母親がわりのマドゥ=アリ(♂)が入隊してからなじむまでのお話。
1巻の補足的なところですが、このシリーズの根っこ的なところでもあり、読者としてはとてもおいしいところでもある(--) -
1巻から遡る形でシャリースの過去というか、仲間たちとのエピソードの1冊。最後に現在と交わりますが。
いや!1巻より数倍よかったね!!傭兵の篤い信頼関係!!男臭い!!でもたまらん。ふがふが。って感じ。
そして影のある新入りマドゥ・アリがまた・・・・っ!!彼が少しづつ人間くさくなっていくところもいいし、シャリースへの愛もいいしっ!それを本当に「じっくり」書いた一冊だと思う。今後この1冊がそんなに流れ的に必要かはわかんないけど、この1冊単体としてもとてもいい話と思う。傭兵でありながらちょっとお人好しで仲間を大事にする。そんなヤツらの1冊。 -
前の巻から続くのかと思いきいや、過去から始まったのでびっくりしましたが、過去が良かった!
最後のほうで時間軸が1巻とつながりますが、よくわからずに1巻を読み進めてしまったので、世界観がようやくわかった感じです。
マドゥ=アリの今後の活躍に期待。 -
このところ気に入っている異世界ファンタジー傭兵ものの二冊目。再読。1巻の最後が「次回、刮目して待て!」みたいな感じで終わってた割に、いきなり過去編になったりするわけですが、このバンダルの話を丁寧に描いたエピソードが好きなので。続きの『あの花に手が届けば』を読むなら、ぜひこちらを先に読んでから。それにしても再読してみたら、隊長はマドゥ=アリを甘やかしまくってました………。
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マドゥ=アリの話がじーんときます。
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シリーズ化万歳!!
衝撃の1巻ラストから急展開の2巻、3巻でしたが
やっぱり2巻が一番好き!
シャリースとバンダルのみんなの関係がよんでてうらやましくなります