煌夜祭 (C・NovelsFantasia た 3-1)

著者 :
  • 中央公論新社
4.12
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感想 : 114
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125009483

感想・レビュー・書評

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  • 冬至の夜に語り部が集まり、夜通し物語る煌夜祭。
    人を食らう魔物、島と島との争い、助けたい人、助けられなかった人。物語と物語が重なり合い、新たな面が見えてくる。全てが語られた時に見えるもの、伝わる想い。
    物語に惹き込まれ、物語に魅了されます。

  • レーエンデ国物語がSNSで盛り上がっていたので、何から読もうか迷っていたら、阿津川辰海さんが大ファンだったそうで‥入口になったというこちらを。

    久しぶりのどファンタジー。ページ数に対し、島の数など作り込まれた世界観。多少気圧されつつも、連作短編にが進むとどんどん楽しく読めた。

    性別の叙述トリックや、複数の名前を持つことから、誰と誰が同一人物なのかを考えながら読むことになる。
    カタカナ名前なんで、これが結構辛い。

    ただ、小中学校の学級文庫とか図書室にあったら、夢中で読んでいただろうな‥自分で二次創作も好きに書いていたかも、と思いを馳せた。(刊行時にすでに社会人なので、年代はずれまくっている)

  • SL 2020.8.29-2020.9.1

  • これは美しいファンタジー。人物の名前が覚えられなくて滑らかな繋がりにうまくハマれなかったが、語り部たちの語りには呑まれていった。

  • 竃骰ユ (C・NOVELSファンタジア)

  • これ、ひとつひとつの話はどちらかというとバッドエンドなのに
    それらが繋がってひとつの物語になった時にはじんわりと幸福感を味わえるのがすごい。
    それぞれを短編として読んでも楽しめるし面白かった〜。

  • ショートショート。 異世界の夜みたいな雰囲気。よい。

  • ファンタジーなので、その世界観と馴染のない名前に戸惑ったけど読みやすい文章なので、読み進めることができた。
    語り部が話す話の内容が微妙に繋がっていき、この話に出てくる○○は、あの話に出て来た○○で、と確認しながら読んで、最後全部が繋がった時はすっきりとした。
    人間にしか見えないのに、人間じゃない、そして人を食べてしまう魔物と人とのかかわりが切なかった。

  • しっとりファンタジー
    キャラがややごちゃごちゃで流し読みでは理解しづらく

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著者プロフィール

2006年、『煌夜祭』で第2回C・NOVELS大賞を受賞しデビュー。著書に「〈本の姫〉は謳う」、「血と霧」シリーズなど。

「2023年 『レーエンデ国物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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