百鬼夜行の少年 (C・NovelsFantasia て 1-4 鏡ヶ原遺聞 1ノ巻)

著者 :
  • 中央公論新社
3.59
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本棚登録 : 195
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011394

作品紹介・あらすじ

幼い頃から視えることを否定され続けてきた高校生の秀一。唯一の家族である父親を亡くし引き取られた先は、どこかアヤしい"妖怪ヶ原"!?奇抜な甚平を着こなす住職・神宮寺の下でアルバイトをすることになったけれど、そこは妖怪たちが集まるお寺だった。元気いっぱいの妖怪たちに翻弄される秀一は、やがて神宮寺から渡された"姫神の魔鏡"の力を使い、彼らと人間との橋渡しをすることになるが-。

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪話っていうよりも、少年の成長物語って感じでした
    ほのぼのしてて可愛かったw

  • 面白かった
    読み始めの時は最後泣くとは思わなかった

    妖怪、幽麗類が好きだから存在についてふかーく考えるのも楽しかったな

    絶対続きも読む〜!

  • 久しぶりに
    いかにもC★NOVELS
    ちゅう単行本を読んだな~。

    もものきもC★NOVELSやけど、あっちはちょっと違う毛色やん?


    さてこの本は、会話はすごいテンポがいいけど、若干地文の説明がわかりにくかったり、(読んでいて)つまったりした。
    この世界観にはまりこむのに集中をきらせない感じ・・・?

    登場人物の動きの説明だけじゃなくて、そのキャラがどう考えてるのかも盛り込みながら書くと、やっぱりプロでもここまでもっちゃりとした説明調になるのかー、とか、思った(妙な言いぐさですいません・・・)。


    なにはともあれ、和風ファンタジーでした。
    ファンタジーの1巻は世界観と主人公の説明だけで終わるので、この1冊を読み終えたところで
    「いよいよ、本題に入るのかな・・・」
    と、いうところ。

    続きはあれば読みたいけど、ないねんな・・・。
    購買リクエストをするかどうか、迷うけども・・・。しようか・・・。

    2011年初版の単行本のわりに、すごい読み込まれてたと思う。
    だから、きっと、購買リクエストをしても私以外にも読む人いてはるよねっ! ←なんだそれ・・・


    なんだか妖怪モノを読む機会が増えちゃって(笑)、いくつかの妖怪の名前を聞いたら
    「ああ・・・。アレな・・・」
    と、想像できる程度には、身近になってきた(!?)。

    登場する妖怪はかぶってるけど、主役級の妖怪はそれぞれのシリーズで違うのもなんだか笑える。


    「わからないもの」が「妖怪」である時代がすでにファンタジーやと思うんやけど、ファンタジーでもありフィクションでもあるのが和風やと思う。

    秀一くんが正美さんと和解できたようで、よかった。
    しかし姫神さんに恋愛してしまったという設定はすごいし、なんで正美さんや久美さんが「神眼」を失ったのかとか、そのあたりが気になる。
    ちゅうことはいずれ、秀一くんも「神眼」を失うってこと?

    神宮寺さんだって掘り下げたら1冊ぶんくらいの過去は持ってるよね。
    うーん、やっぱり、気になる・・・。


    ■■■■

    ■花卉(かき)

    観賞用になるような美しい花をつける植物の総称。草本のものには一年生,二年生 (越年) ,多年生 (宿根) のものがあり,木本のものには高木,低木のものがある。畑,花壇,鉢植,垣仕立て,庭木,盆栽などいろいろの仕立てがある。


    (2016.07.17)

  • 表紙に一目惚れで読んでみたけど.....とっても面白かった!
    キャラが個性豊かで、楽しそうだった。
    秀一羨ましい.....。
    ジンさんや、妖怪たちにかこまれて楽しく過ごしてみたい(願望)
    ファンタジックな本はお久しぶりだったから、なおさら楽しく読めた。
    続きを早く読みたいなっ!!!

  • 【図書館本】イラスト+妖怪(ファンタジー)=即貸出。 図書館で表紙が見えるように置かれてたので、まず目についたのがイラスト。可愛い。あの目がなんとも言えない。 その上でのファンタジー。……もろ好み!! 読んでみると、文章も違和感なく、読みやすくて分かりやすい。そしてとっても好きそうな世界観に、めっちゃ好みそうなジンさん。先が読みやすい展開ではあったけど、とても安心して最後まで楽しめた。ほのぼのあったかほんわか空気が心地よかった。ここまで優しい文章に触れたのは久しぶりな気がする。続きが楽しみ。

  • 表紙絵が可愛くて手に取った1冊。
    ライトノベル感覚であっという間に読めた。
    妖怪もののおどろおどろしさはなく、中身のほうもコダマ・井守・ミヤビと可愛い妖怪ばかりでほのぼのしている。
    読みやすいけれど、奇をてらった内容ではなさそうなので「早く続きをっ!!」て思わせる勢いが弱いかな。

  • サクサク読めるので、暇つぶしや空き時間に読むには良い。
    主人公目線のためか、ストーリーがもたつく感じがちょっとイライラ。終着点がある程度見えてしまったので、余計にモタモタした冠辞を受けた。
    まぁ、内容がそんなにないので、全体量は半分以下でも十分だったかも・・・
    あとは好みの問題。好きな人にはいいだろうが、そうでない人は途中を飛ばして最後の方だけ読んでおしまいにしちゃっても済んでしまうでしょう。

  • 悪くはないけどかわいすぎるかなあ。

  • アカを舐める妖怪がイラストがあることによっていい意味で気味悪さMAX(笑)
    お話しに出てくる妖怪がかわいかったです。

  • なんで今までこれ手にしてなかったの~と叫んだ一品。すげぇ好み。この作者のデビュー作が微妙に好みから外れてたので、迷ってたけど、手に取ってよかった。主人公とジンさんの関係が良い。

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