トゥルークの海賊1 (C・NovelsFantasia か 1-60)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 618
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012087

感想・レビュー・書評

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  • 久々に怪獣夫婦がメインで活躍。続きが楽しみ。
    これは前日譚に対する問い合わせに関して、公式の発表があったのは知っていたけれど、敢えて公開された前日譚を読まずに読んでみた。結果、そう言う問い合わせが出てもしょうがないかな、と言うのが感想。
    確かに読まなくても判るけど、その時の雰囲気とかを説明しないで、そう言うことがあった(前提としてそのイベントの詳細を承知している)と言う記述しかないので、そこだけぽかんと空いてしまう感じ。その空いた所はやっぱり読みたくなるのが人情ってもので、前日譚があるなら読ませろ、となるだろうなと思う。

  • 女王と海賊がメイン。ヨリモバを契約して読んでから購入。まだプロローグなので何とも…。何冊ぐらい続くんだろう。
    とりあえず2巻で地雷を踏まれたケリーがどんな怪獣ぶりを発揮するかが楽しみです。

  • 久々に女王と海賊の物語。

    (ダイアナ、もっと出てきてほしかったぁ!)

    ケリー、怒っちゃったよ、どうなる次巻!?

  •  スカーレットウィザード後日の後日の後日談みたいな。
     金銀黒で関わったトゥルークの僧侶ライジャの故郷へ。姉兄と元高僧の父母登場。母とジャスミン意気投合。

     惰性でずっと新刊が出るたびに読んでますが、ジャスミンとケリーとダイアナは好き。ってことでこのシリーズは嫌いではない。新しい設定が色々出てきて、ちょーっと、こんがらがりますが。
     ……たぶん、金銀もデルフィニアは良かったんだけれど、作者思いいれたっぷりの黒が万能すぎて、あの人が出てくるとどうにも冷めるんだなあ、としみじみ。

     というわけで、私を冷めさせてしまうアイテム、黒い人の手札で話は進行。

     しかし、デルフィニアから数えて50冊以上を全部読んでるはずの私も話が繋がらない。「え、こんな人出てきたっけ? 一冊飛ばしてる私?」
     どうやら、正編がある?みたいですね。分からなくはないけれど、狐につままれたような、ちょっとすっきりしない気分で読み終えました。まあでもレビューを書くにあたって、正編があることを知ってすっきりしました。同人誌にでも書いてたのかと思ったもの(笑)

     スカーレットウィザードシリーズは好きだったし、ジャスミンとケリーののろけなんかも、少女マンガ脳的にはGOODです。
     
     それでもってワンパタなんですが、一定の安心感はあり(どうしたって主要人物が死なない、不幸が不幸に見えない力強さ)私は好きです。茅田さんの比喩も好き。

     しかし人に勧めるかといえば、それはできません。
     「デルフィニアは良かったよ」って言いますね。
     もしくは「スカーレットウィザード本編だけなら」ってとこかしら……。

     なんのかんのいいつつ、私は読み続けますけどねー。

     核戦争のボタンを押しちゃった敵海賊さん方ですが、あと1冊分も話あるのかしら。意外と苦戦するのかしら。
     
     それとも金銀黒と合流するのかなあ……。すると話は膨らむでしょうが。
     しかし……そこはしなくても……いい……。

  • 久しぶりの海賊さん登場。
    まだ活躍するとこまでいってないので、今後に期待!

  • うーん、面白かったんですが、別シリーズを全くの未読の状態で読んだので、わからない部分がちらほら。ここのレビューで知ったんですが、前日譚にあたるお話もあったみたいですね。道理でん?てなる部分があると思った。それはちょっと残念にも思いましたが、HPで公開してくれたりするらしいし、次巻にも掲載予定らしいので、まあ大きな声で文句を言うつもりはありませんが・・・それも不満の声を上げた方達の意図を汲んだ形なのだと思うので、その方達にはありがたいなと素直に感謝したいです。やっぱりわからない部分があって、それが限定的な形でしか目にすることが出来ないものが素地になっているとしたら、不親切だなと思ってしまうことは間違いないので。
    面白かったし怪獣夫婦は好きだったので次の巻も買うつもりですが、もしかしたら来年かもしれないなぁ。内容忘れそうだ。

  • 内容的には、茅田節で面白かったものの、ヨリモバで連載していた前日譚を読まないと意味が通じないところが多すぎる作品。
    この作品だけで、前日譚なくても平気だと判断したのが、本当に、茅田先生本人だとしたら、とても残念すぎるところです。
    また、こういう方針を立てた編集者、OKを出した編集長もおかしいと言わざるを得ないと思います。
    人気作家だから、何をやっても許されると思わないほうがいいかと。
    作家先生本人が悪くなくても、読み手はそうは思いません。
    こちらのレーベルの作品は好みのものが多かっただけに、今後の方針が同じように進むならば、新作を読むのを控えざる得ないかと思います。
    本当に残念です。

    内容はと言うと、怪物夫婦が大暴れする作品、なのだと思います。(大暴れ第一弾(笑)はおそらく2巻目から?)大暴れが楽しみだと思う反面、2巻目にもヨリモバで読まないとわからない内容が入ってたらと思うと…ちょっと読むのを躊躇います。
    まぁ今回の件で、同じようなことはやらないでくれればいいのですが…不安です。

  • 怪獣夫妻、万歳!!

    ともかくこのふたりの話が読みたかったので、天使たちはしばらくおやすみしていてくれて構いません・・・。

  • 前日譚未読のみなさんへ。

    中公新書、C・NOVELSのHPに謝罪文、及び9/7からHP内で前日譚を掲載する旨が発表されていました。
    紙面に収録されるのは次巻以降のようなので、そちらでチェックしてみてはどうでしょう。

  • 怪獣夫婦の大活躍と珍しく慌てる様は楽しめる。
    が、冒頭の肝心な部分がwebマガジンでなければ読めないと言うのは
    単行本としてどうかと思う。
    ちょっとアレンジしてプロローグとして入れるとか出来なかったのかな?
    内容自体は楽しめたのにすごく残念。
    ただでさえ、これまでのシリーズを読んでないと判らない部分が多いのに
    新しい読者を拒んでるようにしか思えない。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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