インド入門

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130230216

作品紹介・あらすじ

インドを旅する人,インドに知的関心をもつ人,いやインドに関わる何かに心ひかれている人−−本書はインドに関わる全てのことに対応できるように工夫された入門書.100枚の写真が,文献リストが,あなたをインドへと誘う.

感想・レビュー・書評

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  • 日本のインド研究は明治以来、主としてインド哲学、仏教学の研究者によってなされてきた。従来、ヒンズー教は民族宗教として分類されてきた。カースト制度は必ずしも宗教的要因から成立したものではない。他カーストの者と一緒に食事をしたり、低いカーストの者から食べ物、を受け取るのはNG.食事の場と食物は常に清浄でなければならない。
    貨幣の媒介をほとんど必要としないカースト間分業組織によって自給自足性の強いインド村落の生産活動は維持されてきた。

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著者プロフィール

1933年生まれ、東京大学名誉教授、大正大学名誉教授。専門は南アジア史。タミル語刻文研究やカレーの研究で知られ、History and Society in South india(Oxford University Press)によって日本学士院賞を受賞。『インド・カレー紀行』(岩波ジュニア新書)、『インド文化入門』(ちくま学芸文庫)など多数の著作がある。2015年、没。

「2021年 『インド史 南アジアの歴史と文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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