お江(ごう)の方と春日局

著者 :
  • 日本放送出版協会
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本棚登録 : 36
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140055939

作品紹介・あらすじ

二人の女性の波乱万丈の生涯を通して、大奥がいかにして作り上げられ、徳川による泰平の世がもたらされたのかを描く、書き下ろし歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 徳川秀忠の御台所お江の方と後に春日局となる徳川家光の乳母お福の物語。
    よく知った話ではあるが、軽快な文章で読みやすく、一気に読んでしまった。
    斎藤利三は有能な武将として評価されており、お福もその娘として肝っ玉は座っており、また娘公家の三条西家の遠縁である事から一流の作法を身につけているなど、乳母となったのもよくわかります。

  • 2017/8/23
    この方の作品はこれ以降のものをたくさん読ませてもらったけど、文章が随分達筆になっていったなと成長を感じた
    この作品もストーリーはおもしろく二人 産みの親 育ての親の感情がよく分かって面白かった

  • 大河のお江と、松下由樹の春日局がつながった。
    なかなか面白かった。戦乱から徳川までは面白い!

  • 解りやすく描かれていたけれど、文学的な要素が薄く感じられた。

  • 文章はけして上手じゃないと思うのですが、展開が早くてするする読める。母と息子の業というようなものがテーマです。

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著者プロフィール

静岡県生まれ。東京女子大学卒業。2003年『桑港にて』で歴史文学賞、09年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞、『彫残二人』で中山義秀賞。著書に『帝国ホテル建築物語』『万事オーライ』等。

「2023年 『羊子と玲 鴨居姉弟の光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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