- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140810255
作品紹介・あらすじ
国谷裕子キャスターによるJICA理事長への特別インタビューと国際協力50周年記念シンポジウム「転機の海外援助」を掲載。
感想・レビュー・書評
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カテゴリ:図書館企画展示
2019年度第5回図書館企画展示
「追悼展示:緒方貞子氏執筆本等」
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
開催期間:2019年11月1日(金) ~ 2019年12月23日(月)
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
JICAの理事長緒方貞子のインタビューを収録したJICAの活動宣伝色の強い1冊である。JICAは、年間予算が近年減っているとはいえ、1200〜1300億円程度の超大組織であり、ODAなどの日本の開発援助の核となっている。インタビューからはアフリカ志向が非常に明確に出ている。また支援先から感謝される支援をという指摘に対して、「援助は感謝されるためにするものではないと思いますし、それはこだわりすぎの議論だと私は思います。そこに必要性があって、双方の依存関係の上に利益を受ける人たちがいるから援助するのです。私たちは感謝されるために仕事をしているわけではありません。(p.34)」と反論している場面があり驚いた。
我々の生活が相互依存に成り立っているのは異論がないが、1万円をスーダンに送ることと川崎駅にいるホームレスに渡すことを比較すれば後者の方が自然に思えた。 -
日本のODAは7年で3分の1になった。アフリカには日本人がほとんどいない。アフリカへの援助を2倍にしてもよい。世界では人口の5分の1の12億人が1日1ドル以下で生活している。いろいろと考えることが多い。日本の援助は確かに転機を迎えている。今後の展開に期待しています。
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今の日本に足りないものも日本の強みも知っている人だと思う。
こういう人が政治的リーダーにもいたら、日本は強いんだろうなぁ。。 -
JICAやODAについての本。2004年に開催されたシンポジウムの中での話が載ってたり、緒方貞子さんの対談の話が載ってる。
ぶっちゃけまだ全部読んでないけど、ちょっと知識がないとチンプンカンプンかな・・・学部で勉強した内容とか出てるからまだわかる方だけど、それでも知らないこととか結構ある・・・
てか、緒方さんが書いた本だと思ったから読んだのに、違った。まぁ緒方さんの話した内容とか載ってるけど。
内容的に、同じこと何回も言ってるな〜って思った。
国際協力大事。
戦争(・△・)イクナイ