- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140815052
作品紹介・あらすじ
"編集"の視点で読み解く、まったく新しい法然の世界、これがセイゴオ流、法然入門。
感想・レビュー・書評
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【要約】
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【ノート】
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智慧第一の法然房が乱想の凡夫と言い切って南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。親鸞とか道元とか日蓮よりも魅力的だという松岡正剛はやはり素敵な大兄だ。樹先生は兄貴だけど、正剛兄だよ、いつまでも。
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浄土宗の「法然」さん。
家系が浄土宗ということもあり、法然について理解を深めるのに読んだ一冊。
法然がさまざまな仏法を集約し、「南無阿弥陀仏」のみ唱えればいいという結論に達したのは評価に値します。
ただ、法然の没後800年に東日本大震災が発生したのは無関係ではないというのはどうなんでしょう? -
親鸞の影に隠れてあんま目立たない、「選択本願念仏集」の法然。
情報の足し算と、本質の引き算を、同時に出来る才能を持つ。それが編集力らしい。なんかフェルメールみたい。引き算の美学みたいなところで共通点がある。
前半『法然のパサージュ』に、法然の何がスゴいのかが全部書いてありやす。 -
法然上人を「信仰の根拠を求めるための構造的編集」者に見立てるところが松岡正剛らしさかな。