- Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140819333
感想・レビュー・書評
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227.9/ソ
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著者はアメリカのリベラルなユダヤ人コミュニティ出身とのことですが、ユダヤ系イスラエル人側の主張に偏ることなく、パレスチナ人側の主張や、歴史的背景を丁寧に解説してくれていると感じました。
ハマスとイスラエルの紛争のニュースを見て、イスラエル問題を知りたいと思い書店で手に取った本でした。
どちらかの主張に偏ったものではなく、フラットな目線でこの問題を知ることができる本、という点で非常に素晴らしい本でと感じました。
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聖書にあるようなユダヤ人の歴史、反ユダヤ主義、ホロコースト、シオニズム、イスラエル建国みたいな話しが書いてあるのかなと思って、読んだ。
実際、そうしたことも書いてあるが、それは前提知識くらいで簡単にまとめてあって、メインは建国以降の歴史。
なんとなくぼんやり知っているような気になっていたことが、全く理解が足りなかったことがわかった。
そして、現代、アメリカなどで論点化するイシューもコンパクトにまとめてある。
この問題に限らず、政治問題をニュートラルに語るというのは困難なことなのだが、できるだけニュートラルに書こうという努力はよく伝わってくる。
一番、勉強になったのは、トランプ政権の時のアメリカの親イスラエル的な立場、その背景にあるキリスト教福音派の考え。そうだったんだ〜という感じ。 -
227-S
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現在悲しいことに、パレスチナ・ガザ地区でイスラエルによるジェノサイドとも言えるような無差別爆撃が行われ、数千人の子どもたちが命を落としている。なぜこのような悲惨な出来事が起きてしまうのか。本書はイスラエルとパレスチナをめぐる問題について、歴史と現代の状況から説明されている。高校生の皆さんにぜひ本書を手に取ってもらって、1人でも多くの人にパレスチナ問題について知ってもらいたい。
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やっぱり、複雑。
読みやすく書かれているのだろうけど、
事情が既に複雑。
国家や政治と人種・民俗、文化は、別ものであることを、
痛感。
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【請求記号:227 イ】