光のメッセージ: 日本から世界へ 照明デザイナーの冒険

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 12
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140819340

作品紹介・あらすじ

世界を舞台に繰り広げられた数々のライトアップ・イベント、その軌跡を綴る!

日本における照明デザイナーの先駆者として、東京タワーや横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋や白川郷合掌集落など、数々のライトアップを手掛け、今も現役で活躍する著者。彼女が同業の娘・石井リーサ明理をパートナーとして70歳から始めた世界規模での活動の足跡と、それを可能にした「しなやかな冒険心」の在りようを、軽やかな文章と作品画像で振り返る。フランス・パリのセーヌ川に架かるいくつもの橋やエッフェル塔、ドイツ・ベルリンのブランデンブルグ門、イタリア・ローマのコロッセオなど、世界的な名所・遺跡を舞台に行なわれた光の大イベント。そこで繰り広げられた「冒険」とは? 発信された「光のメッセージ」とは? 舞台裏の苦労や立ちはだかる障壁、現地スタッフとの交流にも言及しながら照明デザイナーとして国際交流イベントに携わる意味と意義を綴った一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに照明の本を読みました。
    おそらく私が学んでいた三次元的な照明から時間や音を加えた多次元な光になったのがわかります。
    本でも映像でもなく、やはり、生で見たいです!

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著者プロフィール

照明デザイナー。東京都出身、東京藝術大学美術学部卒業。フィンランド、ドイツの照明設計事務所に勤務した後、石井幹子デザイン事務所を設立し、都市照明からライトオブジェ、光のパフォーマンスまで幅広い光の領域を開拓。日本のみならず世界各地で活躍している。2000年、紫綬褒章を受章。主な照明作品に、東京タワー、横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋、函館市、倉敷市などの景観照明、姫路城、白川郷、浅草寺のライトアップなど多数。ジェッダ迎賓館(サウジアラビア)やパンパシフィックホテル(シンガポール)などの照明も手掛ける。主な著書に『光が照らす未来 照明デザインの仕事』(岩波ジュニア新書)、『美しいあかりを求めて 新・陰影礼讃』(祥伝社黄金文庫)、『LOVE THE LIGHT, LOVE THE LIFE 時空を超える光を創る』(東京新聞出版局)、『逆境の変換力』(ベストセラーズ)などが、作品集に『石井幹子 光時空』、『MOTOKO ∞ LIGHTOPIA石井幹子 光の軌跡』(共に求龍堂)がある。

「2023年 『光のメッセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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