欧州分裂クライシス: ポピュリズム革命はどこへ向かうか (NHK出版新書 618)

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140886182

作品紹介・あらすじ

2020年1月31日、EUの崩壊が始まった――

離脱する英国、右傾化に抗うドイツ、そして極右政党が台頭するフランス、オランダ、イタリア……。2020年、欧州にいま激震が走っている。現体制の破壊を目指すポピュリズム革命という病が、所得格差の拡大やグローバル化、移民・難民の増加、重厚長大産業の衰退、伝統的な政党に対する市民の不満を「栄養」として、各地で増殖しているのだ。それは、かつての共産主義と同等、いやそれ以上の脅威ともいわれる。在独30年のジャーナリストが、欧州情勢の最前線をリポートし、その深層を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • イギリスがEUを離脱した今後について書いた一冊。

    イギリスやEU主要国(ドイツやフランス)について触れており、勉強になった。

  • ハイキング中のドイツ人をソースにする熊谷徹 氏の著書です。

    堤未果氏のように間違いだらけ&デマ本でないが、
    頭がクラクラするほどの偏りまくりです。
    メルケル万歳、「極右」消えろ、って感じですから。
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/484533674.html

  • 東2法経図・6F開架:312.33A/Ku33o//K

  • イギリスのブレグジットとドイツ国内の政治局面から欧州分裂の可能性について解説されていた。
    日本政府をあーだこーだ言って、海外を羨むこともあるけど、こうして読んでいくとどこも同じやん!って思う。ドイツのベルリンの壁、見えない壁がまだあるんだなぁと。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。
著書に『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』『ドイツ人はなぜ、年「290万円」でも生活が豊かなのか』(ともに小社刊)、『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』(SB新書)、『パンデミックが露わにした「国のかたち」』(NHK出版新書)など多数。『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞。

「2023年 『ドイツ人はなぜ、年収アップと環境対策を両立できるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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