歴史は眠らない 2010年2-3月 (NHK知る楽/火)

著者 :
制作 : 日本放送協会  日本放送出版協会 
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784141895374

感想・レビュー・書評

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  •   内橋克人 『貧困国家 日本の深層』。「貧しさは本当に自己責任か」のコメントがある。

     昨今の新自由主義のあおりをうけて、格差が指摘されている。

     豊かさ、総中流社会がいわれたその後で、勝ち組と負け組が発生し、貧困は本人の努力不足によるもので、自己責任と財界や官界は言っている。本当かと著者は、問う。

     1960年前後は、「貧困が見えにくくなった時代」で、そもそもわが国の貧困は、解消していないのだと、指摘。

     ただ、格差は近代になってはじまったとするのは、どうなの?。議論のあるところと、思う。

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著者プロフィール

円満字二郎(えんまんじ・じろう):1967年生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの編集を担当。2008年に独立。現在は、ライターとして漢字に関する辞書やエッセイなどを執筆するほか、東京や名古屋のカルチャーセンターで漢字に関する講座を持つ。著書に、『語彙力をつける 入試漢字2600 』(筑摩書房)、『漢字が日本語になるまで』(ちくまQブックス)、『漢字ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』『四字熟語ときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢字の動物苑』(岩波書店)など多数。

「2023年 『高校生のための語彙+漢字2000』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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