「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月 (NHK100分de名著)

著者 :
  • NHK出版
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142231096

作品紹介・あらすじ

SF界の巨星が予言した、人類の未来
通信衛星の発明者にして、SF黄金時代を創り出した作家クラーク。
豊富な科学知識に基づきつつも、想像力の翼を羽ばたかせたその作品群は、来たるべき未来を大胆に予言する。
人類にとって進化とは何か? 科学はユートピアを作れるのか? 宇宙に知的生命体は存在するのか?
『太陽系最後の日』『幼年期の終わり』『都市と星』『楽園の泉』の四作を中心に、卓越した文明論としてクラークの思考実験を読みとく。
彼が言うように、十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかないのか――?

感想・レビュー・書評

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  • ソ連の行く末を言い当てた「未来学」...今こそ知るべき4人の権威が見通していたこと|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    https://www.newsweekjapan.jp/minami/2022/07/4_1.php

    2021年 第52回星雲賞
    http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2021result.html

    名著96 「アーサー・C・クラーク スペシャル」:100分 de 名著
    https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/96_clarke/index.html

    100分de名著 「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月 | NHK出版
    https://www.nhk-book.co.jp/detail/000062231092020.html

  • とても夢のあるSF小説達でした。暫くしたらまずは一冊読んでみたいと思います。

  • 幼少期は読んだことがあったけど、これを読んで他の作品もぜひ読みたいと思えた。著名人の彼への理解(という名の読書感想を読めるのはこのサービスにも似ていて面白い)特に、都市と星 を読みたいなと思いました。

  • お恥ずかしながら、クラークの名前は初めて知った。原作を読もうという気はあまり起こらなったけど、SF自体には少し関心を持った。

  • 「幼年期の終わり」を読む為に「100分de名著」を購入。テクスト4冊を読む時間が惜しいので、まずは教科書をよんで判断を仰ぐ。それでも「幼年期」だけは読まないと。大事なネタ本だから。

  • 未来に対し楽観的でありながらも、謙虚な気持ちを忘れない。

  • Eテレの放送第1回を見て購入。瀬名秀明氏の語りがクラークの人となりに興味をもたせ、小説をよんでみようという気にさせる。ぜひ小説で読んでみたい。まだ1冊もよんでないのだ。

    2020.3.2放送 知的好奇心が未来をつくる「太陽系最後の日」

    2020.3.1発行
    2020.3.3

  • 「アーサー・C・クラークスペシャル」瀬名秀明著、NHK出版、2020.03.01
    139p ¥576 C9498 (2020.04.10読了)(2020.02.26購入)
    アーサー・C・クラークと言えば、『2001年宇宙の旅』しか知らないのですが、紹介されている4冊のなかには、含まれていません。『2001年宇宙の旅』も積読状態でまだ読んでいません。
    この本の42~43頁に「アーサー・C・クラークとSFをめぐる略年譜」が掲載されています。
    興味のある本を拾っておきます。
    1818年、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
    1865年、ジュール・ヴェルヌ『月世界旅行』
    1895年、H・G・ウェルズ『タイムマシン』
    1912年、アーサー・コナン・ドイル『失われた世界』
    1920年、カレル・チャペック『R・U・R』
    1932年、オルダス・ハックスリー『すばらしい新世界』
    1949年、ジョージ・オーウェル『一九八四年』
    1961年、スタニスワフ・レム『ソラリス』
    1969年、映画『2001年宇宙の旅』
    1982年、『2010年宇宙の旅』
    1988年、『2061年宇宙の旅』
    1997年、『3001年終局への旅』

    【目次】
    【はじめに】科学技術と物語の豊かな未来
    第1回 知的好奇心が未来をつくる―『太陽系最後の日』(1946年)
    第2回 人類にとって「進化」とは何か―『幼年期の終わり』(1953年)
    第3回 科学はユートピアをつくれるか―『都市と星』(1956年)
    第4回 技術者への賛歌―『楽園の泉』(1979年)

    ☆関連図書(既読)
    「パラサイト・イヴ」瀬名秀明著、角川書店、1995.04.30
    「for ティーンズ」ヤマザキマリ・瀬名秀明・若松英輔・木ノ下裕一著、NHK出版、2018.08.01
    「フランケンシュタイン」シェリー夫人著・山本政喜訳、角川文庫、1953.09.30
    「メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』」廣野由美子著、NHK出版、2015.02.01
    「すばらしい新世界」ハックスレー著・高畠丈夫訳、角川文庫、1971.06.30
    「1984年」オーウェル著・新庄哲夫訳、ハヤカワ文庫、1972.02.15
    「ソラリスの陽のもとに」スタニスワム・レム著・飯田規和訳、ハヤカワ文庫、1977.04.30
    「スタニスワフ・レム『ソラリス』」沼野充義著、NHK出版、2017.12.01
    内容紹介(amazon)
    SF界の巨星が予言した、人類の未来
    通信衛星の発明者にして、SF黄金時代を創り出した作家クラーク。
    豊富な科学知識に基づきつつも、想像力の翼を羽ばたかせたその作品群は、来たるべき未来を大胆に予言する。
    人類にとって進化とは何か? 科学はユートピアを作れるのか? 宇宙に知的生命体は存在するのか?
    『太陽系最後の日』『幼年期の終わり』『都市と星』『楽園の泉』の四作を中心に、卓越した文明論としてクラークの思考実験を読みとく。
    彼が言うように、十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかないのか――?

  • このシリーズを色々と読み漁っているが
    さすが小説家、とても味わい深く、クラーク愛を伝えてもらえて私は「幼年期の終わり」しか読んでいないけども
    他の紹介された本も読んでみたくなった

  • やっぱりSFって馴染まないな…

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著者プロフィール

1968年、静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)在学中の95年『パラサイト・イヴ』で日本ホラー小説大賞を受賞し、作家デビュー。
小説の著作に、第19回日本SF大賞受賞作『BRAIN VALLEY』、『八月の博物館』『デカルトの密室』などがある。
他の著書に『大空の夢と大地の旅』、『パンデミックとたたかう』(押谷仁との共著)、『インフルエンザ21世紀』(鈴木康夫監修)など多数ある。

「2010年 『未来への周遊券』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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