エンダーの子どもたち 上 (ハヤカワ文庫 SF カ 1-17)

著者 : オースン・スコットカード 田中一江

• 早川書房 (2001年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[dekadannaさんの感想 · 2018年11月12日]

若干惰性気味だが、面白いことは面白い。エンダーの世界観にハマっていることが前提だが。

[ポポンさんの感想 · 2018年7月30日]

エンダーの物語終章と「エンダーのゲーム」新訳版解説で知り、読みました。しかしながら先に刊行された「ゼノサイド」との連作であることを本書「エンダーの子どもたち」の解説で知りました。「ゼノサイド」未読のためか、最初の数章では人物設定が分からず、非現実な摩訶不思議物語なのかと読み進めてしまいました。

摩訶不思議かどうかはさておいて、「エンダーのゲーム」と異なった読後感になるのは、その続編「死者の代弁者」で予測されたことのように思います。物語としての面白さよりも作者の思い描くテーマを映すキャンバスとして話は紡がれ、登場人物は饒舌で理屈っぽくあるように感じました。

しかし、「エンダー」がその後どうなったか気になる読み手には一読おすすめできる本です。

[paraparayomuさんの感想 · 2017年5月2日]

エンダーマニアには涙ものの作品
表紙　　　７点加藤　直之　　田中　一江訳
展開　　　７点１９９６年著作
文章　　　８点
内容　７６０点
合計　７８２点

[mn2516さんの感想 · 2011年7月18日]

　題名は違うしシリーズとは書いてありませんが、「エンダーのゲーム」「死者の代弁者（上・下）」「ゼノサイド（上・下）」「エンダーの子どもたち（上・下）」とつながる一連の作品です。少なくとも「ゼノサイド」から読まないと話がつながりません。連作であることがわかる題名にしてくれればいいのにね。間がかなりあいてるけど、あとから出る方にわかる題名つけてくれればいいのに、と思いました。

[Protlear Technoallyさんの感想 · 2006年2月28日]

やっと出ました、「ゼノサイド」の続編。待つこと六年半。あまりに間が開いてしまったので、「エンダーのゲーム」から読み直す破目になった、