ダイヤモンド・エイジ 下 (ハヤカワ文庫 SF ス 12-8)

  • 早川書房
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本棚登録 : 125
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150115531

感想・レビュー・書評

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  • SF。ナノテク。
    近未来の中国を舞台に、初等読本(プリマー)を巡る物語。
    少女ネルの成長を描いた冒険小説のような感覚で読んだ。
    全体的な印象としては、とにかく頭に入らなかった。
    頻繁に視点が変わり、ネル視点の章は好きだが、ハックワース視点の章がかなり苦手。
    興味深い内容としては、プリマーによる教育があると思う。
    プリマーをスマホやパソコンに置き換え、学校教育を受けずに通信教育だけで育った子供は、どういう大人になるのか?
    各個人に、専用の学習プログラムを実施したら、長い年月で見て社会にどういう影響を与えるのか?
    といった妄想をした。

  • 独特の世界観の中、ちょっとわかったかな?と思った頃に物語が終わっていた。とかく系統だったものを求めたくなるが、こうした本を読むと、ありのままに受け止めることも必要だと実感した。物語の後の訳者解説を読み、「こういうストーリーだったのか!」と答え合わせをしている気分になった。

  • ヒューゴー賞の割に読みにくい
    表紙   4点瀬戸 羽方   日暮 雅通訳
    展開   5点1995年著作
    文章   5点
    内容 635点
    合計 649点

  • ほんと、ストーリーよりも世界観と設定と描写を楽しむ小説だなー。発想の万華鏡みたい。

  • 終わらなかった物語のひと段落、なのかもしれない。

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