プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150118266

感想・レビュー・書評

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  • なかなかハードなSFです.
    とりあえず難しい.

    ひとつひとつ理解しようとすると
    そこで止まってしまってなかなか進めないf^^;

  • SF好きとは言うものの、
    自分はライトノベルに毛が生えた程度のものしか読んで
    きてなかったな、と痛感。

    本中3本目から一気にハードSFの世界に
    飛び込んで行くのだが、そのあたりから
    ついて行くのがやっとだった。

    読んでいて分からないところが
    いくつか出てくるのだが、その辺りは
    あとがきにもあるように雰囲気だけ感じて
    ドンドン読み飛ばしていくのだが良いんだろうと思う。

    個人的に好きなのは「暗黒関数」か。

    解釈がうまく出来ているかは分からないけど、
    この世界と違う世界があるとしたら、
    そこから受けるのは単純な侵略とかではなく、
    こういった危うい関連性になるのでは、と
    想像力が膨らんだ。

  • この世界がある物理法則を与えられたシミュレーション世界だと言われても、否定できんなあと思った。

  • イーガンはだいたいそうだが、かなり物理学の素養がないと難しい。といっても、発想や設定が面白く、ぐーっと引き込まれるのだが。

  • 7編を納めた短編集。短編「ワンの絨毯」は「ディアスポラ」に取り込まれている。

  • 帯に「SFの最先端の、その先!」とあるが、まさにそのような内容。難解であり、理解でない(かもしれない)ということ自体を楽しむ。自分読みたかったハードSFがここにある。

  • 比較的最近の作品を収録した短編集。短編はアイデアが凝縮されてて面白い。

    「暗黒整数」で相手方にダメージがある(飛行機が墜落するなど)のは、数学の定理を変化させたために、それを基盤としたシステムに異常が生じたからという理解でいいのかな?爆弾というのは、数学理論を破壊するという意味の比喩として読んだ。前作を読むと理解できるんだろうか。

    5ページに渡って機械的なシークエンスだけが展開する部分では、最後までそのままの調子で続くのかと思った。そんな小説も読んでみたい。

  • 難しい……

  • グレッグ・イーガン短篇集。当カテゴリでは最早間違い無いデス。

    収録作「暗黒整数」は別の短篇集『ひとりっ子』収録の「ルミナス」の続編なのでそっちを先に読むコト。

  • やはり、難しいイーガン。
    基本的には、人間の存在について問いかけてるのだが、科学的事象についての記述が難解なので、
    すんなりと頭に入って来ない…。
    その為、ストーリーがどうしても薄れてしまう印象にあるが、それでもそれぞれの短編は面白い。

    特に、クリスタルの夜、暗黒整数、ワンの絨毯は
    オススメ。

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著者プロフィール

1961年、オーストラリア西海岸パース生まれ。SF作家。西オーストラリア大学で数学理学士号を取得。「祈りの海」でヒューゴー賞受賞。著書に、『宇宙消失』『順列都市』『万物理論』『ディアスポラ』他。「現役最高のSF作家」と評価されている。

「2016年 『TAP』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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