七王国の玉座〔改訂新版〕 (上) (氷と炎の歌1)

  • 早川書房
4.12
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本棚登録 : 966
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150118440

作品紹介・あらすじ

〈氷と炎の歌1〉ローカス賞受賞に輝く怒涛の大河ファンタジイ第1部、用語を一新した改訂新版登場!

ウェスタロス大陸の七王国は、長い夏が終わり、冬を迎えようとしていた。狂王エイリスを倒し、ターガリエン家から〈鉄の玉座〉を奪って以来、バラシオン家、ラニスター家、スターク家ら王国の貴族は、不安定な休戦状態を保ってきた。だが、ロバート王がエダード・スタークを強大な権力を持つ〈王の手〉に任命してから、状況は一変する。それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻き……。

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまり、読んでみた。ドラマも登場人物が多くて、最初は誰が誰だか…という感じで見ていたので、本を読んで答え合わせしている感じだった。本は地図と登場人物紹介がついているので、時々確認しながら読むことができた。
    ファンタジーの要素もありながら、重厚な歴史の本を読んでいるようでもあり、本当に面白い。ただ、ドラマを見て分かっていたものの、ボリュームがすごい。厚い1冊を読み終えても、まだまだ物語は序盤。
    英語の原書もう読んでみたいし、ドラマも見直して、ゆっくり楽しみたい。

  • 「ゲーム・オブ・スローンズ」はAmazon Prime Videoの無料期間切れギリギリに駆け込みで見た。
    原作は読まなくてもいいかな、と思っていたが、
    https://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2022/11/post-cf32f5.html
    を読んだら買わずにはいられなかった。

  • Game of thrones の原作ということで、冬休みに読んでみた。
    ざっくり、面白かったけれど、さまざまな登場人物や国が出てきて権力闘争するので、頭の中で大混乱。
    ハマりきれなかったので、時間がある時に続きは…動画で見ようかな…。

  • ゲーム・オブ・スローンズの原作。スゴ本で紹介されていて、年末年始休みに初巻を読んでみた。序盤から登場人物が多く、各章が違う人物の視点で語られるので、ストーリー展開を把握するまでに苦労した。巻末の付録に、登場人物が家ごとに整理されていて重宝した。

    この巻のメインは、北部のウィンターフェルを治めているスターク家の当主、エダード・スターク。その妻、ケイトリンはタリー家出身、その妹・リサから、夫のジョン・アリンの死に不審な点がある、という知らせが届き、物語が動き出す。

    夏と冬が交互に何年も続く架空の地、ウェスタロス大陸。北の果てには「壁」があり、その先には恐るべき〈異形人〉が住むという。

    昔読んだケン・フォレットの「大聖堂」シリーズに雰囲気が似ているが、こちらの方が人物も多い。また、こちらはドラゴンなど、ファンタジーな設定もあり。

    TVドラマはシーズン8まであるようで、今回はシーズン1の途中までのよう。

  • 登場人物が多くて、一覧表と地図を見ながら、読むのに忙しい!が、背景や関係性がつかめていくと、物語にグイグイ引き込まれていく。
    群像劇なので、色んな人の視点で物語が動いていくのもすごく面白い!立場によって正義は変わるから、それぞれの思惑が複雑にからみあい、深味を増してると思う。

  • 海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。
    上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑
    続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わるとは予想だにしていなかったですし、これだけ読んで漸く物語の背景が出揃ったような作品は初めてだったので、今までにない衝撃を味わいました。知っていればそうはならなかったのでしょうが。。笑

    しかし、さすが人気作品なだけあって、この長い頁をグイグイと読ませるストーリーテラーは流石の一言。群像劇として、テンポよく視点を変えて話を進めるのが読みやすい点のひとつかも。

    さてさて、続きを読みたいのですが、続巻も相変わらずなボリュームなのでちょっと手に取りづらいのですが、登場人物(これがまた果てしなく多い!!)を忘れないうちに読もうと思います。

  • 69:本屋で見かけて面白そうだったので、借りてきました。確かに面白いんだけど、これだけのボリュームの上巻を読み終えても「で、結局どうなるの?」とまったく展開に予想がつかないのはいいのか悪いのか……。
    大長編、大ボリュームの物語なだけに、人物や地名が怒涛のように(割と前触れもなく)出てきて、そのたびに混乱して物語の把握が遅れるという、少々しんどい一冊でした。下巻、どうしようかなあ……うーん。

  • 面白いって思えるパートと、誰この人?と思ってよく分からん!というパートが入り乱れて、自分の読み込み力不足を感じる。読み込み力が試される小説って、、、
    というわけで、やたらとたくさんの登場人物が出てきて、主要人物はどういう立場で、どんなキャラかが分かりますが、上巻はそれで精一杯だった感じ。下巻にも果敢にチャレンジ(韻を踏んでみた)。

  • 巻末にある各名家の登場人物だけでも人が多過ぎて混乱する上、それ以外の登場人物も多く、そこに地名も加わり、更には700ページ超え、流石に手こずった(;´Д`A。これで波乱の導入部分。どんだけ壮大な物語なんだろう。すんごいシビアなファンタジーだ。10歳やそこらの少年少女だろうが否応無く大人の事情に巻き込まれ、勧善懲悪なんぞお構い無し。簡単にこの人は善い人・悪い人と決め付けられないので、読んでいるこっちまで油断できない。

  • 2013.3/17読了。
    世界観が重厚に作り込まれていて、かなり読み応えのある正統派群像劇ファンタジー。
    主人公は一人ではなく、各章ごとにその主観となるキャラクターの名前がつけられているのだが、上巻を読んだだけでもその主役級の登場人物の数は10名近くおり、この先話が広がっていくにつれてさらに多くなるのではないかと思う。
    個人的には主観をもつキャラにどうしても感情移入しやすく、特にブランやジョン、アリアたちスターク家の兄弟たちがこの先がどうなるのか楽しみ。
    中身も分厚いだけに読むのに時間がかかったが、読み終わるのももったいないという気持ちにさせられるのはさすがと思う。
    まだまだ続刊があるので、しばらく楽しめそう。

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