魔法使いの困惑 (ハヤカワ文庫 FT ア 1-14 魔法の国ザンス 14)

著者 : ピアズ・アンソニイ 山田順子

• 早川書房 (2002年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[lulainさんの感想 · 2012年4月4日]

ずいぶん長いこと続いている「魔法の国ザンス」の１４巻。
ここでこのシリーズの真の主役？ともいうべき情報の魔法使い
ハンフリーの半生が明かされるのですが、今までのお話の
おさらいとして楽しめる造りになっています。

私がこのシリーズの１巻を読んだのは高校生の頃ですが、
この本を読みながら、そんな事もあったっけ・・・と、
なにやら感慨深い気持ちになりました（笑）

これでこのシリーズのおおまかなあらすじが述べられているので
ザンスを一巻から読むのは辛いという方にはオススメの一冊です。

原題は「Question Quest」
http://www.amazon.co.jp/Question-Quest-Xanth-Novels-Anthony/dp/0833581988/ref=sr_1_81/503-0470825-7928701?ie=UTF8&s=english-books&qid=1193652753&sr=1-81

日本版の表紙絵、誰だかわかりませんでした・・・ハンフリーに
しては、あまりにハンサムすぎるような気が・・・。

[kiyosiさんの感想 · 2009年11月19日]

退屈で単調な毎日にうんざりし、「どうすれば人生をやりなおせるか?」―その答を得るために、ラクーナはグレイ・マーフィの城へ赴いた。だが「答の書」の解答はとても複雑で、魔法使いハンフリーしか読み解けないという。ようやく地獄の待合室でハンフリーを見つけたものの、答の見返りに要求されたのは、なんと彼の驚くべき半生を壁に書き記すことだった…ハンフリー一家失踪から10年、ついにその謎が解明される。

　２００３年８月４日読了

[ryu4さんの感想 · 2009年2月28日]

魔法の国ザンスの第3期の中核となるものか?
ハンフリーの生涯が明かされ、ザンスの歴史が明らかとなる。

[つかささんの感想 · 2007年5月1日]

ザンスシリーズ　１４冊目