向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫 JA ア 3-3)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 852
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305642

感想・レビュー・書評

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  • ある夜、<俺>のところに人物調査の依頼が舞い込んだ。ターゲットは、元一流商社マンの伊野田という男。<俺>は、札幌にメディア革命を巻き起こすと息巻くこの男の会社にもぐり込み、さっそく調査を開始するが・・・夢を見続ける男にとっての”真実”を描いた中編「調子のいい奴」ほか、カウンターの向う端にすわった謎の男との奇妙な顛末を描いた表題作など、全5編を収録。ススキノをぶたいにした新感覚ハードボイルド短編集。

  • 探偵シリーズの1冊。
    短編集です。
    このシリーズは好きです。

  • ススキノの探偵「俺」の短編集。
    「俺」の生活ってこんな感じなのね。
    結構、巻き込まれにいってる感じもあり、
    そういう人だから探偵なのかも。

    どの話も、よかった。
    表題作は、笑えた。
    「俺」も若いね。

  • 短編集なんだけど、浮き沈みがちょっとあるけど、まぁ、サクサク読めました。

  • 短編集。
    どの話もオモシロカッタ!
    すっかりハマり、シリーズ一気読み中

  • ススキノ探偵シリーズ第三弾。
    このシリーズは独特の中毒性がある。

  • ススキノ探偵シリーズ三作目。
    短編集です。
    長編に比べて内容は軽くなるものの、
    <俺>の日常ってこんな感じなんだろうなぁと感じました。
    あまり短編は好きではない私ですが、本作は良かった。

  • ススキの探偵短編集。
    かるーいタッチで読めます。

  • 2012年2冊目

  • 短編集とはいえ「ススキノ探偵シリーズ」3作目。

    5つの短編。
    当然長編ほどの深みはないが、その分中だるみもなく面白い。
    著者・東さん自身のあとがきも面白い。
    確かになぜか登場人物や街並みがもの凄く具体的にイメージできてしまうのは、さすが。

    1作・2作との繋がりもより色濃くなっている。
    主人公・俺をはじめ登場人物の成長は勿論、ススキノという街の変化もタイムリーに描かれている。

    ススキノ1回しか行った事ないけど。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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