- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305833
感想・レビュー・書評
-
セレスタンの船外作業描写は結構好き。エクサスがもっと活躍してもいいよね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
敵は海賊・A級の敵 (ハヤカワ文庫JA)
-
アプロ危機一髪。「海賊課の一日」や「A級の敵」を読むと、「敵は海賊」シリーズの主人公は、実は猫型異星人アプロだということがよく分かる。野生化したコンピュータは、「今宵、銀河を杯にして」にも出てきた。
-
え、艦内に畑とは…。
卵を両手で持って料理人に卵料理を頼むアプロ、かわいい。 -
ほんとにA級の敵だった…今までチラチラ出てきてた野良コンピュータとはこういうものでしたか…。クルトン・Vを通してラジェンドラとカーリー・ドゥルガーを堪能。今回もすっごくおもしろかった!!ラテル&ラジェンドラの会話成分薄めな分、ヨウメイ&カーリー・ドゥルガーの会話成分が多くて…!ヨウメイもカーリー・ドゥルガーもかっこいいわぁ。それにしても…アプロに「うまそう」と言わしめるような意識と知性の持ち主でありたいものだ。フムン。
-
再読。もう20年近くも前の作品になるのか。「敵は海賊」シリーズの(神林長平の?)根本である「情報」に対する混乱、攻撃を描く題材は、今の時代であっても全く古さを感じさせない、それどころか、情報爆発をしている今日だからこそ(あるいは、もっと未来になればさらに)リアリティを感じさせてくれるのかもしれない。その中で、流れに流されることなく確固とした動かない自分自身を確立している登場人物(ヨウメイ、セレスタン。アプロは別格か…)が、かっこいい。
-
この表紙ではないのですがきっと内容は同じだと思うので。
敵は海賊シリーズの比較的新しいほうなのかな?物質的に存在を持つ、確かに在るモノと物的質量は無いが確かに存在するモノと言うちょっと考え出すと頭がこんがらがりそうなテーマをいつもよく調理して食べさせてくれるなあと感心するばかりです。
そしてすべてを超越する黒猫…もとい黒猫型異星人アプロ。このシリーズはよくも悪くもアプロの食い意地がテーマに違いない。でも確かによく食べるってことはよく生きるってことなのかも知れない。
超大型ニワトリと多分異次元に突き抜けた胃袋を持つ黒猫異星人の戦い。すっごいSF!!面白かったです。 -
アプロの食欲をわけてもらいたい。
-
友人から借りました
SF。ファンタジー。
海賊課のおそらくは有能な刑事さんたち、アプロとラテル。
最強の海賊、?冥(ようめい。陶の、偏なし・でない。しょうがないから、冥で)。
そして今回は、新キャラ登場。すごくあくの強い海賊課の刑事セレスタンと、それにまとわりつかれている可哀想な「人を殺さない海賊(ただの詐欺師のようですけど……)ラクエシュ・ホッチ」。
今回は、冥がやけに動きます。能動的です。
いつもは喧嘩売られたから出てくるのに、マーゴという女海賊が倒されたのを聞いて、海賊全組織導入して敵の捜索をさせます。
今回の敵は「鶏」でした。(なぜ、この形?)
ジュビリーがかわいそうです。真面目に海賊やってます、彼は。
なのに、冥に呼び立てられ、働かされて。ヤオイ心をくすぐられますよ、ね?
でも、ジュビリーのために、ブドウ畑を根こそぎ持ってきてカーリーの中に収納したりしてくれる、冥って優しいんだか……(ジュビリーへの人質代わりとはいえ)
アプロって最強かと思ってましたが、大きなものには弱いのですね。