- 早川書房 (1998年2月11日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150305956
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みんなの感想まとめ
タイムスリップをテーマにしたこの作品は、主人公トオルが未来の2018年に飛ばされることで、現実とフィクションの境界を探る旅を描いています。読者は、作中の未来と自らの現実との差異を楽しむことができ、特に...
感想・レビュー・書評
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少し昔のタイムスリップものを読むと、作中人物の「現在」よりも「未来」の方が読み手にとって近い年代だったり、場合によっては既に過去になっていたりすることがままある。この作品でも主人公・トオルが飛ばされた「未来」は2018年で、私が読んだ「現在」からするとたった6年後。しかし彼のいた世界からは30年後だ。でも私達が生きる世界では、まだトオルの行った「2018年」ほど科学が発達していない。作品そのものの主軸からは逸れるが、そういう作品内の「未来」と、実際の現実との差異が読んでいて楽しい。
大原まり子の作品に触れるのはこれが初めてだが、なかなか面白かった。文章は平易でテンポもよく、すぐに読み終えられる。ガチガチのSFではないので、ハードSFが得意ではない私でも楽しめた。まあタイムスリップという素材自体が既に一般化していて、殊更にSFって感じでもないしね。機会があったら同著者の別のものも読んでみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイキックアクションといった感じで、タイムトラベルに主眼を置かれていない印象でがっかり。ただ時間解釈に興味深い点もあり。とくに用語(「時を織りなおす」「ブリッジ」とか)
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歴史的事実など存在しやしないのだ,という,すさまじいばかりの哲学が,IEOで働く人間全体にのしかかってくる。流れる水面をひろがってゆく墨のように現実はうつろい,やがて混じりあい,形そのものを失ってくずれてゆく。
時はホコロビだらけの織物で(おっと,これはヒロタ課長の口グセだった),たぶん,記録保管部の努力がなければすぐにもバラバラに吹っ飛んでしまうのだ。
(本文p.17) -
大原まり子さんの作品ではこれが一番好き。大胆かつ繊細。
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なぜか送られてきたサイン本。たぶんプレゼントに応募したんだろうけど、覚えていない。
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愛がテーマですね。大原まり子の作品はどれも。
大原まり子の作品
